カピバラ

東京在住、AIベンチャーの人事労務担当。いろいろ不安はあれど、それなりに楽しく過ごしています。

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最近の記事

一流の人の一流の考え方 ジョシュ・ホーキンソン選手

男子バスケットを見るようになり、長身を持て余すことなく、いつもクール(に見える)にコートを走り回り、身体をはってボールを守る。「ホーキンソンの「ホーク(鷹)」から、「タカちゃん」と呼ばれ、コート外では人懐こい笑顔をふりまく。時にはダジャレを言ってみたり、日本生まれの日本人顔負けのクオリティで日本の歌を歌う。 日本人に帰化したとはいえ、まだまだ文化の違いに戸惑うことも多いはず。どんな心持ちで過ごせば、あの一流のプレイができるのだろう。かねてから興味を持っていた。 そのジョシュ

    • コートに入る前の一礼 バスケ河村選手

      河村選手ファンは当然よく知っている話だが、彼は、試合前に、深く一礼をしてからコートに入る。軽く一礼をする選手なら他にもいるだろう。 だが、私が驚いたのは、その礼の深さと長さだった。 改めて考えてほしいのだけれど、デパートや高級店の店員以外で、ここまで深く礼をすることが日常においてあるだろうか。筆者は、5~30度くらいならいつもへこへこお辞儀をしているけれど、90度より深く礼をしたことは、人生でも1,2度しかない気がする。 そしてこの長さ。このタイトル写真を撮影した有明アリ

      • バスケ河村選手 恩師の教えを糧にして

        今や世界からの注目を集め、FIBAからもパリ五輪でブレイクした選手の一人に選ばれた河村選手。横浜ビーコルセアーズの試合では何度も横浜国際プールに足を運び、沖縄のオールスター、有明での日本代表、そして彼の地元、山口県柳井市のパブリックビューイングでオリンピックを応援した筆者としては、遠くへと挑戦の航海へ挑む河村選手を、まぶしく嬉しく、そして切ない気持ちで見守ろうとしている。 そんな河村選手を、節目節目で導き、指導し、見守ってきた師たちは、想像しがたいほどの特別な思いで、見送ろ

        • 河村選手 エグジビット10に関する記者会見にて

          9月にメンフィス・グリズリーズと「エグジビット10」契約を締結する河村選手。改めてその記者会見を食い入るように見た。 「トントン拍子で行くと全く思ってないですし、大変な時期、自分がどうしたらいいかわからない時期っていうのが必ず来ると思います。それも分かった上で行くチャレンジ、その決意を決めたのが、この7月7日だと思ってるんで。その壁、いろんな言語もありますし、文化もありますし、また自分の実力が全く歯が立たないということもあると思います。それでいいと思います。それが僕にとって

          河村選手の地元、山口県柳井市で応援

          オリンピックの男子バスケット初戦の7月27日、私は、隣町の親戚の家を訪ねつつ、河村選手の地元、山口県柳井市のパブリックビューイングで、柳井のみなさんと一緒に男子バスケットを応援した。 東京から柳井市を訪れるのは2回目。8年前に来た時、河村選手はまだ中学生で、お父さんが先生をしていたこの町の中学校でバスケットをしていたのだろう。 人口3万人ほどの海と山の自然豊かな町。伝統民芸品の「金魚ちょうちん」が揺れる、江戸時代から続く白壁の街並み。整備された美しさと昔ながらの面影の両面

          河村選手の地元、山口県柳井市で応援

          バスケットボール 河村選手を知った日のこと

          日本のバスケットボールを世界に知らしめる、その中心人物となった河村勇輝選手。Bリーグの顔となり、昨年のワールドカップ、そして今回のオリンピックで、世界に存在感をもたらした若き司令塔。昨年から夢中になって応援してきたが、改めて河村選手を初めて知った日のことを、振り返ってみようと思う。 自身は遠い昔にバスケットはやっていたけれど、観戦にはまったく興味がなかった。ところが昨年、友人の誘いで「スラムダンク」の映画を見てバスケの面白さを思い出し、その勢いで昨年夏のワールドカップのTV

          バスケットボール 河村選手を知った日のこと

          ヒポクラティック・サナトリウムでの断食経験

          ゴールデンウィーク終わりから10日間、伊豆の#ヒポクラティック・サナトリウムで#断食をしました。身体は軽く、そして心は温かくなった体験でした。 きっかけは、膵臓に腫瘍が見つかったことです。今は悪性ではないものの、悪性になりうるものということで、今後半年ごとの経過観察になりました。 考えてみたら、加工食品三昧、毎日の酎ハイに加え、在宅で下手したら4日ほど1歩も外に出ないまま夜までパソコンに向かう生活の50代が、何もないはずはないよな、と思いました。 少し前にセルコンという

          ヒポクラティック・サナトリウムでの断食経験

          あえて「就社」したい

          あまりに色々なことがあって、書くことができなかったけれど、やはり書くことは、何か意味があるような気がしているので、書ける時は少しでも書こうと思う。 コロナ禍の社会的不安にも影響される中、個人的にも生きることの意味を問われるような出来事が次々と起こり、生きていく上での一つの重要な要素、今後の職業選択について、毎日考えている。 昨今、従来の日本型のメンバーシップ型雇用から、欧米型のジョブ型雇用への流れが進んでいるようであり、専門性を高めるよう努力し、その専門性を武器にして就職

          あえて「就社」したい