ちゃんとできないことが多い自分と家族がなんとか生きていけている世界のこと
こんにちは。MAIです。昨日は1日に7個もハプニングがあり、大変でした。
(息子がサッカーで手首を負傷、電子レンジ壊れる、予約済みの航空券を勝手にキャンセルされるを含む7個、疲れました)
そして、あらためて、自分ってちゃんとできないこと多いなと思いました。のんびりでおっちょこちょいな私が家族で一番しっかりしているほど、我が家はみんなのんびりしているので、大変なことがときどき起こります。
それでもなんとか生活できているのは、周囲の寛容さと優しさのおかげ。カナダだと、いつも時間ギリギリの私でも、わりとちゃんとした人扱いを受けられるので、心地いいです。厳しい世界では、生きていけないと思いつつ、こんな私たちでも生きていける環境って、みんなに優しい環境なんじゃないかなと思い、私たちが「なんとかこの世界でやっていけている3つの要因」について書くことにしました。
※お仕事は、周囲にご迷惑をおかけしないよう、気を引き締めて、別人格で責任もってやるよう心がけています。 なので、プライベートとのギャップに驚かれることがありますw (仕事ではそう見えない!と言われたので追記しました)
1. 遅刻に寛容な学校環境
ちょっと言い方に語弊があるかもしれませんが、カナダの学校などだと、数分の遅刻はOKなケースが多いです(担任の先生による)。息子の学校も私の大学院も、出欠を取り始めるのは開始時間の数分後なので、この数分のボーナスタイムが、いつもぎりぎりな私にはとても嬉しい!
遅刻してものんびり歩いてくる生徒も多いので、ギリギリ間に合うように走っている私たちは、真面目な日本人だな〜と思うときもありますw 日本だと、5〜10分前目指して行動したら?と、冷たい目で見られることもあるので、このユルさがとても有難いです。
そしてとても有難いことに、娘が通う日本の私立中学校も、かなり寛容に遅刻に対応してくれています。学校が遠いこともあり、朝早く起きる必要があるのですが、早起きが苦手な娘は起きれないことも多く、結構遅刻しています(先生も心配してくれています)。
私も夫も心配しているのですが、本人はわりとケロッとしているのですごいなと思っています。朝起きれなくて、それで不登校になるケースも聞いていたので、遅れても学校に行くって、すごいなと。
それは遅刻しても、普通に受け入れてくれる学校のお陰である部分も大きいです(しっかり通知表には遅刻記載されていますが)。娘の場合は、もともとののんびりペースに加えて、成長期の起立性障害でもあるのではないかと思うので、一度病院で診てもらおうかなとも思います。
いずれにせよ、規律に厳しい学校に通っていたら、不登校になっていてもおかしくない状況なので、自由で自主性を尊重してくれる学校(規則ゆるめの学校)に進学して、本当によかったです。自分に合った環境を選ぶことって大事!
人とペースを合わせて通学できないことが、学びの機会を失うきっかけになるのって、本当に悲しい。元不登校生徒を多く受け入れている、福岡の立花高等学校の齋藤眞人校長の考え方が印象的でした。
2. 自分を信じる力
周囲のあたたさに加え、各自、自分を信じる力がわりと高めなのも、マイペースに私たちが生きていけている要因だと感じています。
うちの夫はマイペースかつ自己肯定感めちゃ高い代表です。暖かい地方都市で、「よかよか〜」「すごかね〜」って家族や先生に言われて育ってきたので、他人と自分を比べることもなく、精神的に安定しています(他人にあまり興味がないだけかも?)。
私も10代の頃は、自分のことが大嫌いで死にたいと思ったこともありますが、今は「まあいっか」とユルく考えられるようになったので、わりと自分を好きでいられる時間が増えました。
子どもたちも、だいぶのんびりしていますが、自分を信じる力はもっているように感じます。もちろん、いろんな思いや葛藤もあると思いますが、「親に愛された経験」は、事実としてふたりとも実感しているようなので、それを糧に、大変なことも乗り越えていってくれるといいなと思います。
3. 周りの人たちのサポート
1.と重なる部分もありますが、周囲の人たちに恵まれていることも、なんとかこれまでやってこれた大きな要因だと感じます。
すごく個性的な娘と、マイペースな息子ですが、学校の先生や友達の理解とサポートのおかげで、なんとかこれまでやってこれました。子どもたちのことは、心配がつきませんが、二人とも元気に学校に通えているので、本当に有難いと思っています。
子育ての先輩ママや学校の先生たちから伺った、多くのアドバイスや経験談も、私の大きな心の支えになっています。いつも前向きな助言をくれる先輩方に、心から感謝しています。
以上が、マイペースな私たちが、なんとかこの世界でやっていけている3つの要因です。「普通にちゃんとやる」ということが苦手な方の参考になると嬉しいです!
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