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#30 <セミナーQA集> ハンズオンで理解が深まる!kintone×メールワイズ連携セミナー

こんにちは。サイボウズ株式会社 メールワイズカスタマーサクセスチームのまつざわです。
今回は、メールワイズCSチームが開催している『すぐに実践!kintone×メールワイズ連携セミナー』内で、参加者の皆さまよりいただいたご質問とその回答をご紹介していきます。
本セミナーでは、メールワイズとkintoneの連携についてハンズオン方式でご参加いただき、リアルタイムでのQ&Aも行っておりますので、これからメールワイズ×kintoneの連携を考えられている方や、もっと理解を深めたい方におススメのセミナーとなっております。
参加をご検討の方はこちらからセミナーの詳細をご確認いただき、お申込みください。

※なお、この記事は kintone×メールワイズ連携についての記事です。メール共有オプションにつきましては、こちらのページをご参照くださいませ。

記事のポイント

この記事はどんな方向け?:
 すぐに実践!kintone×メールワイズ連携セミナー にご参加いただいた方
この記事を読んだらどうなる?:
 メールワイズ×kintone連携について理解を深められる



<質問1>
kintoneの計算フィールドの値を文字列に変換した場合、桁区切りのカンマはつけられますか?


<回答>
計算フィールドの値を文字列に変換する際、文字列フィールド内の”自動計算する”から計算式内に『YEN関数』を利用頂くと、カンマを付ける事が可能です。
YEN関数につきましては、こちらより詳細をご確認頂けますと幸いです。


<質問2>
テンプレートアプリでカテゴリなど整理し、一覧でソートをかけていた場合、テンプレートのプルダウンはどの順番になりますか?


<回答>
テンプレートアプリ一覧でソートを掛けていても、テンプレートアプリに登録されているレコードの作成日時が新しい順に表示されます。
画像の様に、直近で追加した『サポート窓口 返信用』のテンプレートは選択画面でも最上部に表示がされます。

順番を変える事はできませんが、テンプレートアプリに登録されたレコードを整理する事で、テンプレートの選択時に不要なテンプレートを表示させない事が可能になります。

ーやり方ー
①テンプレートアプリから不要なテンプレートを退避させる”退避アプリ”を作成
②kintoneのアクション機能を利用し、退避アプリへ退避(コピー)
③退避させたテンプレートを削除
④退避させたテンプレートを再度利用する際は、②と同様に退避アプリからテンプレートアプリへアクション機能を利用しレコードを登録

アプリアクションについて詳しく知りたい方はこちら(アプリアクションを設定する)から詳細をご確認ください。


<質問3>
顧客マスタの中の担当者フィールドと担当者メールアドレスに従って差出人情報(From)や署名を変える事はできますか?


<回答>
顧客マスタアプリのレコード内の各担当者情報(担当者名や担当者メールアドレス)に従いメールワイズのメール作成画面において、送信者/Fromのアドレスを変更することはできないようになっております。
代替え方法として、メールワイズの”個人設定”において、各担当者が最初に使用するFromを初期値として設定しておくことで、常に自身のFromを選択させることが可能です。
詳しくはこちら(初期値の設定を変更する)をご確認ください。

また、署名につきましては、顧客マスタアプリのレコード内の各担当者情報を転記させるテンプレート作成することで対応が可能です。
転記させたいフィールドのフィールドコードを画像の様に『%%』で挟み、テンプレート内に記載することで、転記できるようになりますので、ご活用ください。
なお、転記させられるフィールドコードは下記のものになりますので、転記させたいフィールドコードが何のフィールドを使っているかご確認ください。

転記可能なフィールド:
文字列(1行) / 数値 / ラジオボタン / リンク / ルックアップ / ドロップダウン

なお、メールワイズでは、署名と本文を分けてメールを作成します。
メールワイズ側の署名の設定において、「予約語」機能を使用し、ログインユーザーの方の氏名などを自動で入力することが可能です。
署名の作成に関しては、テンプレートアプリの本文内で作成するか、もしくはメールワイズ側の署名をご利用いただくか、皆様の業務に合うものをご検討ください。

メールワイズの署名や予約語に詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。


<質問4>
メールワイズに登録してあるテンプレートは利用できますか?


<回答>
kintone×メールワイズ連携において、メールワイズ上に登録されたテンプレートを利用することはできません。メールワイズに登録されたテンプレートを利用したい場合は、kintone上にテンプレートを転記していただく必要があります。
ただし、kintone上のテンプレートを使わずにメールを立ち上げ、その後メールワイズのメール作成画面からメールワイズのテンプレートを挿入することは可能です。


<質問5>
メールアドレスの入力フィールドを文字列複数行で作っている場合はどういう挙動になりますか?


<回答>
メールアドレスとしてToに指定できるフィールドは『文字列(1行)フィールド』か、『リンクフィールド』になります。 文字列複数行は設定できないフィールドになるため、文字列(1行)フィールドか、リンクフィールドに修正をお願いいたします。


<質問6>
kintoneからメールを作成した時に送信予約することはできますか?


<回答>
kintoneからメールワイズのメール作成画面に遷移し、メールワイズにて予約送信をセットすることが可能です。なお、一斉配信の送信予約機能は未搭載となっております。
詳しくはこちら(送信予約をする)をご確認ください。


<質問7>
kintone×メールワイズ連携でもHTMLメールは作成可能でしょうか?


<回答>
kintoneのテンプレートアプリの「本文」部分を『文字列(複数行)』ではなく、『リッチエディターフィールド』にしていただくことで、HTML形式でのメール作成が可能です。リッチエディタフィールドであれば、文字の色や大きさを変更することができます。ただし、注意点としては画像などの貼り付けはできない仕様となっておりますので、詳しくはこちら(リッチエディター)をご覧ください。


<質問8>
kintoneのプロセス管理とメールの返信を結び付けたり、ワークフローの中で返信を必須にするようなことはできますか?「プロセスは進めたけどメールは送り忘れた...」といったミスを防ぎたいです。


<回答>
現状kintoneのプロセス管理とメール返信の連携機能は未搭載となっております。
代替案にはなりますが、メールワイズの仕組み上「処理メール」トレイは返信など何かしら処理をしていないメールが溜まる仕組みになっているため、「処理メール」トレイにて送信をしていないメールがないかをご確認いただけますと幸いです。


<質問9>
1つの企業で複数の担当者がいる場合、送受信履歴の設定/表示は可能ですか?


<回答>
現状、kintone×メールワイズ連携において、会社単位の送受信履歴を表示させる機能は未搭載となっております。
代替案とはなりますが、担当者様毎にレコードを登録頂き、関連レコード一覧で同会社のご担当者様のレコードを集約させることができますので、関連レコード一覧から各レコードへ移動して送受信履歴をご確認ください。
なお、メールワイズのアドレス帳の場合は、会社単位での送受信履歴を表示させることが可能です。
メールワイズのアドレス帳について詳しく知りたい方はこちら(#16 便利に使おう!アドレス帳)の記事をご覧ください。
 
また、メールワイズのアドレス帳における該当会社のURLをkintoneの顧客マスタなどのレコードに記載頂くことで、kintoneからもワンクリックでメールワイズのアドレス帳を開くことができますでご活用ください。


<質問10>
送付先におけるメールの開封状況などはkintone上で確認できますか?


<回答>
送付したメールの開封状況や既読状況の確認できる機能は未搭載となっております。


<質問11>
履歴は返信メールも表示されますか?


<回答>
返信されたメール、返信したメール共に表示されます。
なお、履歴上では、受信メール/送信済みメール/作成中のメール/一斉配信のメール 毎にアイコンで区別し表示がなされます。
詳しくはこちら(メールの配受信履歴を確認する)をご覧ください。


いかがでしたか?
この他にも、ご不明な点がありましたら、マニュアルやFAQ、カスタマーサポートにてお問い合わせを承っておりますので、是非ご活用ください。