#26 kintoneからメールに転記できるフィールドタイプを増やす裏技
こんにちは、サイボウズカスタマーサクセスのあわたです。
今回はメールワイズとkintoneの連携についてのtipsをご紹介します。メールワイズとkintoneを連携させ、kintoneの情報をメールに転記されている方からよくいただくご相談「転記できるフィールドをもっと増やしたい!」についてお伝えしていきます。もしかすると、転記したいと思っているフィールドがちょっとした工夫で転記できるかも?!しれません。ぜひご確認ください。
あれ?転記なんてできるの?という方もぜひ記事を読んで使用してみてください〜^^
※なお、この記事は kintone×メールワイズ連携についての記事です。メール共有オプションにつきましては、こちらのページをご参照くださいませ。
記事のポイント
この記事はどんな方向け?:
メールワイズとkintoneを連携 し、kintoneからメールを作成している方
この記事を読んだらどうなる?:
kintoneから転記できるフィールドタイプが分かる
また、転記できるフィールドタイプを増やす方法が分かる
kintoneのレコード内にある情報をメールに転記する機能について
メールワイズとkintoneはメールワイズ連携プラグインを設定することで、kintoneのレコードに登録されている情報を転記してメールを作成することが可能です。
例えば、下記のイメージのように会社名、顧客名などをkintoneのレコードで管理をしている場合、メール作成ボタンをワンクリックするだけで、会社・顧客名をメール本文に転記させ、メールワイズ側で新規作成メールを立ち上げることができ、コピペのミスを防止できます。
他にも具体的にkintoneとメールワイズの連携でできることはこちらのサイトにも記載されておりますので、ぜひご確認ください!
kintoneとメールワイズの連携でできること
メールワイズと連携する
kintoneから転記できるフィールドの種類
kintoneから情報を転記できるフィールドの種類ですが、以下のフィールドであれば転記をすることが可能です。
文字列(1行)
数値
ラジオボタン
リンク
ルックアップ
ドロップダウン
参考マニュアルはこちら
ただご利用いただいているお客様からはよくこの転記できるフィールドを増やしたい。というご相談をいただきます。
例えば、打ち合わせの予定も一緒に飛ばしたいので日付、日時のフィールドも転記したい、見積の合計金額の計算フィールドも転記したいなどなど。
今回はストレートに設定すると転記はできませんが、工夫をすることにより一部転記できるようになるフィールドがあるため、その方法をお伝えしていきます。
転記できるフィールドを増やす方法
着目ポイントは、転記したいフィールドが「文字列(1行)」に変換ができるか?というポイントです。
例えば、先に例を出した、日付・日時フィールドや計算フィールドに関しては文字列(1行)に変換が可能です。そのため変換した文字列(1行)フィールドを転記するフィールドと設定していただけると、転記が可能になります。
<日付・日時フィールドを転記したい場合の例>
① 転記したいフィールドに対して、文字列(1行)フィールドを用意
↓
② 文字列(1行)の設定で自動計算にチェック、計算式を入力
※日付、日時フィールドに関しては関数を入力することで、綺麗な表示になります。DATE_FORMAT関数に関してはこちらをご参照ください。
③ 文字列フィールドのフィールドコードをテンプレートに記載し、動作の確認を実施。
<計算フィールドを転記したい場合の例>
計算フィールドも上記の日付・日時フィールドと同様の手順になります。
計算フィールドの場合、YEN関数を入力することで、桁区切りのカンマを入れることが可能になります。
YEN関数に関してはこちら
<その他、文字列(1行)に変換できるフィールド>
日時、日付フィールド、計算フィールドに関しての転記方法をお伝えしてきましたが、その他フィールドで、文字列(1行)に変換できるフィールドは以下「&」演算子で結合できるフィールドで参照ください。
レコードの作成者なども文字列(1行)に表示は可能なので、氏名を転記したい場合に文字列(1行)に変換をさせ、ご活用ください。
いかがでしたでしょうか?
日付、計算フィールドなどが転記できず困っていた!という方はぜひこちらの方法を参考に設定をしてみてください^^