『みんなのことをもっとしりたい!』というひとことから生まれた『インタビュータイム』
『もっとみんなのことを知りたいから、最近あったこととかを最新のみんなにインタビューして聞いてみたい!』
IMPRO KIDS TOKYOオンラインクラスの中で、サポーターのはなが言いました。
めちゃくちゃ素敵じゃん!と思い、集合してからワークショップが始まるまでの10分間を『インタビュータイム』にしました!
(最新のみんなに、っていうのも、すっごくすてき。)
発案者の子が質問を考え、みんなに回答を聞いていく。
このインタビュータイムがなければ、一生知らずにいたかもしれない仲間のことを知れました。
①今日のお昼ごはんは何食べた?
②好きな色はなに?
③最近あったできごとはなに?
①今日のお昼ごはんは何食べた?
お昼ごはんは、みんな給食。
関東の子も、関西の子も、九州の子もいるので、みんなメニューはバラバラ。給食メニュー一覧を読んでくれた子もいました。
『おいしそう〜!』『コロナまで、牛乳は瓶だったんだ』『このメニューなんて読むんだろう?』
これだけで面白い。
②好きな色はなに?
オレンジ、水色、ピンク、赤・・・
好きな色が同じ人もいるし、違う人もいる。
当たり前のことだけど、改めて確認する。
そして、インプロのシーンの中で、相手が好きな色を知っているから出てくるアイディアもある。
③最近あったできごとはなに?
連休だったこともあり、『じいじとばあばの家に行った』という回答多数。
だけど、家族だけで行った人もいれば、友達と行った人も、行ってさつまいも掘りをした人もいたり、様々!(立派なさつまいもを見せてくれた!)
その中で、『おじいちゃんは死んじゃった』という発言も。
それを聞いて『切ない』という子もいたし、黙って聞いている子もいた。
みんな違うから、じいじばあばが元気な人も、亡くなっている人もいるよねと話す。
このインタビュータイムは、想像したよりもみんなのことを知ることができる時間になった。
『もっとみんなのことを知りたいから、最近あったこととかを最新のみんなにインタビューして聞いてみたい!』
この時間をつくりたいと思った原点の気持ちが、本当に最高だなと思う。
チェックインをすることや、アイスブレイクをすることも、全部『本編がより良い時間になるために』先人たちが考案してきたものだと思うんだけれど
その最たるものに出会ったような気持ち。
手法が生まれる瞬間、手法を手法とは呼ばず、ただただ相手といっしょに良い時間を過ごしたい気持ちから生まれたもの。
先週、この超すてきなアイディアを採用していいかな?と、本人に電話して聞いてみた。
そのあと、お母さんからいただいたメールにこう書いてあった。
提案ははな曰く、「もっとみんなの事を知りたいなぁって思ったから。些細なこんなことあったよーでもいいし、今日はこんな悲しいことあった、とか
嬉しかったことでもなんでもいいなーって。悲しいことや怒ってること、悩んでることも、ママには言いにくいこともインプロの場所だと安心してみんな言えると思うから♪」
と言っていて、わーはなにとってITKはしっかり「安全基地」だって土台が作られてるんだなと思いました。そう言えるっていいなぁと。
すっごくうれしかった。
そして、この安全基地をつくってくれているのはまちがいなくみんな自身だよ、と、思う。
みんなでみんなの場所をつくっていく。
この姿勢を忘れないでいたいなと、みんなに教えてもらう。