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【検証】なぜフジテレビ不祥事は起きたか?大物売れっ子>経営陣の構図に。
実は、芸能人でも作家でも漫画家でも文化人でも、ほとんどの人はトントンか赤字なんです。
無数の赤字の人たちにお金を払い、社員に給与を払うだけの利益は、一部の売れっ子が稼いでいる構図。つまり会社にとって大恩人です。
漫才で人気のサンドウィッチマンの話からいたしましょうか。M1グランプリで優勝するまで人気は有りませんでした。ところがグランプリをとってから、同じネタでも、うって変わって観客が大笑いするようになった。こういう具合に格と名前で反応が決まる。
こんな調子で、売り上げは事前に著者作者の名前で決まっています。そして販売の数字予測はまずはずれません。つまり売り上げは書く前から決まっている。テレビもそうでしょう。
ここでは例外の話は省略します。
極端な話、このアカウントの小説を。村上春樹作、~新しい試みを~。と実験的にして刊行すると、読後感はともかく、それはそれはかなり売れましょう。
逆に無名の人が万一、有識者が驚愕する歴史的な快作を書いたとしてもやはり赤字。間違いない。
テレビには構成台本というものがあるので売れっ子や大御所にその顔と名前で語って頂けばそれでよい。小説のゴーストはあまり聞きませんが、漫画なら、スタッフがある程度やれるでしょう。できたものは先生の名前により、売れる。
売れっ子や大御所の漫画や小説の凄さがお分かりいただけるでしょうか?
そして百作で達成した百万部と一作で達成した百万部は利益が違う。編集費も細かい手間もなく、ただ刷るだけ。一作ごとに均等に総務経理制作部門の人件費や支出が乗りますから。
そして売れると大市場中国などの海外でも売れるため、儲けは巨額になる。あまりのありがたさに創業家社長が大御所の誕生日に「獅子舞」を踊って笑わせたり。。
大御所売れっ子>>>>経営陣 >>他社員 ≒ 先生たち
もし、そうした、売り上げに強い力を持つ人たちが やりたい放題をしようとしたら なかなかとめにくいでしょう。
なにせ相手は他の局や出版社に移ればいいだけの事。去られたらやり返すすべがない。
ただ普通は大御所の人格に歯止めがあるものです。経営陣も、モラルでは差し込まれても 犯罪となるとブレーキがかかるのが普通。でもかかりませんでしたね。驚きました。
こんなものを>
これは上に書いたことが背景。この新人アナウンサーは松本人志氏に大緊張していた。
◆社内と社外、出入りの別の会社や自社員との違いについてご説明
また社員に対して、というのが異常でした。
タレントなら出番が増えるとしても、社員には何の得もない。プロ野球選手や若い起業家ならまだしも、30歳の年上とかたまらないでしょう。
猛烈に売り込みたい外部の事務所や会社が、です。性接待でも、捨て身の芸でも、一同の総意と同意のうえでアタックをしたなら?かなり品はないので、なんだかなぁ。。とは思いますが、それは仕方がない。
外部は見返りが大きくある反面のそうした大変さがあるとして。。ところで有名になる前の駆け出しの人たちにはひどい世界でしょう、いわんや突然襲われたらそれは犯罪被害ですから。
こんな感じで、風潮として事実として、そういう捨て身の営業をする人たちが極めて有利になるようなら、ヤバい話ですね。
ということで かなり前に書いた小説。
リアリティはあると思います。大御所はもうディレクションは無用ですから。ああしたらこうしたらとか、文学論や漫画の魂とか、そういう話にはうんざりしており、男女限らず、若い異性担当を望む傾向がある。ベテランデスクのレベルは逆に可能性やポテンシャルのある若いクリエーターが向いていたり。。
「舞台設定が地味」とか「この涙の背景をもっと書こう」とか「絵柄が」等々。逆に誰であれ、そんなことを大御所に行ったらマズいでしょう。
何かが始まるかはともかく、相手が喜びそうな担当を配置する。その空気がここに過去書いたことです。脱いだ靴のイラストを表題に
※二分で読めます
そういえば有名な方がいて、多作。事務所スタッフライター等に書かせていました。
やがて事務所の人も多作多忙になり、私も書くことになった。事務所スタッフの二人でなんだかんだやりとりしていました。事務所の方が過去に書き散らかした連載小説を再構成したと。なにせ女性主人公の名前が、うっかりミスで連載開始一年後に一字だけ代わり、そのまま名前は変更されて続く。それへの指摘は何もなかったのだろうか? というそんなレベル。
でも名前が大事なのですよ。やはり当然に無事売れました。
レビューが総じて高くなく、怒る読者を見かけましたが理由は上に。
本当にありそうな不気味な怖さが延々と続くテイストで個人的には面白かったのですが。
ところで見てはいませんが、哀川翔さんが活躍している媒体で映画化されていた。キャスティングから察するに、入浴やお色気シーンでも増やせば、それなりにならなくもないのでは? と。思った。
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