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RICOH Future Houseのこと
先日、海老名にあるRICOH Future Houseの視察をさせて頂きました。https://ricohfuturehouse.jp/
海老名に研究施設とたくさんの社員を抱えるRICOHさんが、地域の方々の働き方をサポートするために、
4階 コワーキングスペース
3階 アフタースクール&科学教室
2階 ものづくり共走スペース
1階 カフェレストラン
を運営しています。
一見テナントはバラバラなように思えるこれらの施設、とてもいい感じに相互幇助しあえる関係で、
例えば1階のレストランからアフタースクールの給食や晩御飯、コワーキングスペースのお弁当を配達したり、
RICOHの職員がアフタースクールで毎週プログラミング講座を行ったり、
施設もプログラムもとても充実しています。
子どもたちが科学教室の間に保護者がコワーキングスペースやカフェを利用するなど、相乗効果も考えられそうなこの施設。
お値段について。コワーキングもアフタースクールもレストランも、郊外にしては法外、というか思いっきり都心価格ですが、とくに神奈川圏央地区と言われる海老名厚木や、町田相模原など沿線利用者も多く、たくさんの人々の働き方をサポートしています。
立地やモノのよさに加えてすごく感じたのは、運営している人たちの暖かさ、エネルギー
地元を良くしよう、喜んでもらおう、この土地で仕事を頑張る人々の力になろうという思いがすごく伝わってきました。
マーケットボリュームや周辺の競合施設を考えると、郊外はつい弱気な価格になりがちですが、本当に求められるものをつくれば、そのエリアマーケットにおいて需給バランスがとれるサイズを見謝らなければ値段は関係ないのだなと思いました。