木は伐らないと成長しない~取捨選択のすすめ~
この話はFacebookの1年前のリマインダーです。
「木は切らないと成長しない」
先週末、所属している日本アロマセラピー学会の学術総会があり。
基調講演で、
谷田貝先生という元東大名誉教授、農林水産省にもいらした、いわゆる森林のプロの方より木材の有用性などについてのお話しを聴くことがあった。
講演の終盤で、森の循環のためには木は切らないと成長しないと。
陰陽五行論を学んでる身として、
なんか、ハッとした。
木の種類にもよるが、一本の立派な木になるまで何十年もかかる。
それを切ってしまうと、また同じくらいになるまでにかなりの時間がかかる。
まして、気候条件などがそぐわなければ、二度と生えてこない…
せっかく、ここまで来たのに…
もったいない…
ついつい、守りに入ろうとしてしまう。
もったいない根性というか、ビンボー症というか。
コンフォートゾーンから出たくないんだわね。
少しマニアックな話をすると。
宿命の陽占に、金性と木性しかない私。
いわゆる、金剋木。
剋する関係は葛藤を生む。
自分でコツコツ育てた木を、自ら切ってしまう。
結果、何も残らないじゃないの(((^_^;)
なんなら、先輩たちからは
「何も残らないけど、力量だけは残る、かっこいいじゃん✨」とポジティブフィードバックしてくれていたが。
いやいや、そんな、力量とかかっこよさなんていらないわ(((^_^;)
と、自分の宿命を卑下して絶望していた時代もあった。
しかしながら、今回、
谷田貝先生の、いわゆる、森林のプロであり専門家の話を聞いて。
そっか、木は切らないと成長しないのね。
森を循環させるためには適度な伐採は必要なのね。
確かに、適度に斬らないと、
日光が入らないし、
ジメジメしちゃうかもだし。
土地の栄養も分散しちゃうもんね。
もちろん、乱獲はダメだけど。。
と、なんか、ス~っと腑に落ちた。
それと共に。
斬るとなれば、
バザっとスパっと斬れるように、自分の刀も磨いとかないとね。
斧が錆びていたら、切れ味悪くて、ちゃんと切れないもんね。
いつかの“木こり”の話にも通じる。
(この話は長くなるのでまたの機会に)
木性も金性もどちらも磨きたいし、
やはり、回交条件の水性を取り入れるのは必要だ。
水性は知性、習得本能を表す。
つまりは勉強しなさいということ。
だから、常に学ぶんだね、私。
学ぶの好きだし、
学ばないと生きていけないんだなと改めて実感(((^_^;)
あ~あ、学生時代からもっと色々勉強しとけばよかったなぁと三十路過ぎてから実感(笑)
ちなみに、ワインソムリエの勉強した時に気が付いたのだが。
ワインの美味しさはブドウで決まり、
美味しくなるためには、一本の木にできるだけ実は少ない方が良く。
木自体か10年位経たないと本当の意味では熟成した実が取れないんだって。
これって万事そうなのかも。
1つの物事、最低10年はやれってことだなと。
またしても、人生哲学に繋がりました(^ω^)
ある程度バッサリ斬りつつも、
ある程度の年数は必要っていう矛盾。。
そんなこんな、これからも精進して参ります。
どうやら、今世は魂がそれを経験したいらしい。
ごきげんよう(^ω^)