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すっきりしない日なりの過ごし方
大雨で梅田散歩を諦めたら、着替えるタイミングを失って、パジャマのままなんとなく一日過ごしてしまった。
天気が悪い分、連休の初日でも空いてるかなと思ったけど、雨の勢いがあまりにすごかった。
外出の予定をやめてしまったし、やろうと思っていた韓国旅行の準備関係のタスクが嫌で、欲しいインテリアの調べ物ばかりしたし、天気が悪いのもあってか、なんとなく不本意に過ごしているような、時間を有効に使えていない感覚にずっと苛まれた。
その気持ちを振り払おうとして、フィットボクシングをしたり、お皿を洗ったりしてもすっきりせず、夕方になると目が疲れる感じもしてきてますます嫌になった。
せっかくの三連休なのに、思えば会社を辞めてもう半年になるのに、自分はたいして何もできていない、堕落してるんじゃないか、と思ってしまう。
でもそういう風に考えてしまうから、好きなこともろくに熱中できないんだよなと思った。
やることリストを作って、でもいざそのときになるとやる気が出なくて、消化できない自分が嫌になる。自分で自分を苦しめている。
しんどくなるくらいなら、無理にやることない。完璧にやる必要もない。
自分で考えたことくらい、自分を優先して変えちゃえばいいか、と思った。
自分を追い込んでいる原因が自分なら、それをできない自分じゃなく、追い込む方の自分を変えればいい。大事な発見をした気がする。
アマプラで「しあわせ食堂」という映画を見た。オーストラリアが舞台で、いろんな人種の人が出てくる。
話自体はわかりやすかったけど、なんとなくとっちらかった印象だった。あえてなんだろうけど、全員にちょっとずつよくないところもあって、誰にもそんなに感情移入できなかった。そのリアルさをあえて出したんだろうか。あんまり見たことない雰囲気ではあって、それはよかったかな。
アマプラの紹介文に、内容を見てない人が書いたとしか思えない、明らかな間違いがあった。あるいは、朦朧とした状態で書いたか、翻訳ツールの分をそのまま載せたか。上映年が明らかに間違っているものもいくつか見たし、映画への愛情のなさを感じる。
見たい映画はまだいくつかあるけど、推したい気持ちになるサービスではないなと思った。
まあ、会費の安いサービスだからこそこうなってるんだろうし、自分で会費を払ってるわけでもない私が言えた口じゃない。こういう人がいるからこういうサービスになるんじゃん。アマプラでみるのやめよう。
(今見たらfilmarksも同じ説明だった。誰が書いたんだ?アマプラの責任でもないのか?)
夜、メインの照明をつけず、小さい照明をいくつかつけて過ごした。
書斎はメインの照明しかないからそれができなくて、やっぱり早急に欲しいなと思った。昼間に見た照明の効果に関するインテリアYouTuberが言っていたことや、IKEAの照明ラインナップを思い出しながら、書斎にあるべき照明のことを考えた。
今日一日のすっきりしない気持ちを慰めるために、やるべきことじゃなくやりたいことをやらせてあげようと思い、積ん読になっていた高橋源一郎の本を読み始めた。
冒頭しばらく、文章にやる気がない気がしておいおいと思ったけど、「”私”(書き手)を強く感じる文章の魅力」に言及したパートではっとしたし、不本意に過ごしている人の日記の引用を読んでいたら安心した。
なんか、人の不幸を見て安心するのと似ているようで罪悪感もあったけど、不本意な一日って文字化されにくいから、文字にしてくれると、他の人が常に充実しているように感じるのが錯覚だったと気づかせてくれるからいいんだろうなと思った。
思えば最近、あまり日記らしい日記を書いていなかった。
こういう、すっきりしない気持ちがあるときこそ、夜の自分に自動筆記してもらうと癒やされるんだろう。
私も書くことを大事にする人生を送っていきたい。