初めまして、またはお久しぶり、コダマ マイコです。
公に何かを書くのは多分15年ぶりくらいだし、そんなに有名だったわけでもないのでこんな見出しになりました。
初めての方も多いかと思いますので、初回は自己紹介から。
初めまして。コダマ マイコです。
MTV時代
若かりしコダママイコ。画質の悪いのは、当時はまだVHSだったのであしからず。
確か1999年か2000年ごろ、日本にMTV(ミュージックTV)がローンチしてMTVジャパンが始まる、ということで、私は当時「MTVニュース」を担当する事になりました。アメリカから帰国したばかりだったので、多分英語がしゃべれるから、という理由でスカウトされたんだと思います。
「MTVニュース、コダママイコです」と、多分5年間で15,000回くらい(もっとかな?)毎日連呼していたため、当時MTVを見てくれていた人には「あ、MTVニュースの人」「あ、コダママイコさん」と認知されるくらいにはなった気がします。
MTVニュースのほか、海外アーティストのインタビューやミュージックフェスの取材などを中心に活動、テレビ CMのナレーションなど、声に携わる仕事をしていました。
inter FM時代
インターFMというラジオ局で、Sophisticated Mania(ソフィスティケイテッドマニア)という3時間の帯番組の生放送もやっていました。自分の好きな曲をバンバン流させてもらい、ライブでリスナーの方とメールでやりとりする「リスナー参加型」の番組で、毎日メッセージをくれるリスナーの方々を、だんだん家族のように感じてくる不思議な感覚を味わいました。
私はミュージシャンでもあったのですが、実際に、自分のやっていたバンドのライブにラジオのリスナーの方々が来てくれて、ラジオネームから想像していた人と全然違う、生身の人間に会う面白さも知りました。毎日番組にメッセージを送ってきてくれる人と会うというのは、まるで文通友達に初めて会うような、今風に言えばネットで知り合った気が合う人に初めて実際に会う時のような、そんな嬉しい気持ちでした。
あれから、もう15年は経っていますね…。みなさん、どうしているかな?また会いたいなあ。
その後、沖縄に移住するのですが、もう、メディアには出なくなっていました。
なのになぜ、今noteをやってみようかと思ったか。
きっかけはセソコさん。
noteを始めるきっかけになったのは、編集者で写真家でもあるセソコマサユキさん。セソコさんの息子さんと、自分の娘が一緒の保育園だったことがきっかけで彼と繋がるのですが、ある日、セソコさんがnoteで始められたサークル「SQUA」を知り、ご招待いただいたのです。
沖縄に住んでいたら知っておきたい、地元のあれこれ楽しいことをシェアしてくれるコミュニティー。アレルギーが多すぎてあんまり連れて出かけられなかった娘も小学生になったし、そろそろ新しいところに家族で出かけたいな、と感じていた矢先でした。
娘のお友達のお父さんが、なんと、沖縄に移住した当時に一番よく利用していた「沖縄CLIP」の編集長のセソコさんだった。週末になると、沖縄CLIPを見て、食べたいものや、楽しそうな場所など探していました。
セソコさんと初めてお会いした時、普通ではないオーラを感じつつ、あれ?どこかで会ったことあったっけ?と思いました。
実はセソコさんに似ている、あるアーティストがいて、同じ目をしている、と後で自分の中でわかったのですが。そのアーティストの話はまた書く事にして。勝手に親近感を感じてしまい、ぜひこのサークル「SQUA」に参加して、10年住んでいてもまだ知らない沖縄を体験してみたい、と思ったのがきっかけです。
「SQUA」に参加するには、まずnoteに登録してから、という事だったので、noteにも参加してみたわけです。
ちょっと蓋が開いてしまった
noteってなんだろう?と色々な方のコラムを読ませていただくと、まあ面白い。色んな種類の人がいて、みんな好きなように繋がっている。日記のように、日々のことを発表している人もいる。あまりに多種多様な方がいるのでまだ一部しか読めていないのですが、最近、世の中こんな風な感じだったのね、とインスパイアされました。
お母さんになってからきっちり締めていたクリエイティビティーの蓋が、ちょっと開いてしまったんです。なんか、また作りたい。人と繋がってみたいな、と。
あの、ラジオのリスナーの皆さんと出会えた時の、嬉しいほっこり感を思い出しました。あの頃は、インスタもFacebookも全然なくて繋がっても音信不通になりがちだったけど、今この時代だからこそ、の繋がり方がある。
会えなくても、繋がる方法がある。
じゃあ、何を書こうか?
「SQUA」で自己紹介したとき、「すごい経歴」笑、とセソコさんに言われていましたが、割と色んな種類のことをやってきて、波乱万丈というか、ハタから見たら破天荒な人生だったのかもしれないです。自分自身は、それを全部ネタにして楽しんでいますが。
ノリとか勢いで生きている部分が多かったので、破天荒になりたかったわけじゃないのになんでこうなったか(良くも悪くも)、回顧録的にはなってしまうかもしれないけれど、経験や気持ちをまとめておくためにも書いてみようかな、と思い立ちました。
人とちょっと違うと、生きるのが難しかったり、仲間を見つけるのは大変だけど、きっと仲間はいる。もしかしたら、自分が誰かの役に立つかも。立たなくても笑ってもらえるかも。仲間が見つかれば、生きていくのも楽しい。どこにいても。
沖縄移住生活11年目の今に至るまでのことを、ありのままに書いてみようと思います。同じ境遇や、気持ちの人がいて、ここから繋がれたら嬉しいな。
どうぞよろしくお願いします。
マイコ