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【詩】優しさのカタチ#1 あっちゃん編

優しさのカタチは人それぞれ
例えばあっちゃんの優しさはこんなカタチ
.
二人で行った定食屋さん
あっちゃんは定食を頼んで
食欲もなく胸いっぱいの
わたしはマンゴージュースだけ
.
あっちゃんは食べるときこちらを見ない
口もきかない
味わうことに集中する食いしん坊なんだ
.
そんなあっちゃんを見つめるわたし
マンゴージュースなんか忘れていた
気付けばあっちゃん食べ終わりそう
.
するとあっちゃんがうつむいたままこう言った
「ゆっくりでいいよ」
落ち着いた声。ちゃんとわたしを見てくれてた
「うん、ありがとう」
.
さりげなくわたしを安心させる様な
あっちゃんの優しさはこんなカタチ


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