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スキンケアアドバイスシリーズ② 冬の体のかゆみ対策


今日は、毎年冬の時期のお悩みでもかなり多い体のかゆみ対策についてです!


冬の体のかゆみの大きな原因は?

毎年冬になると体のかゆみが出てくる、という方も多いと思います。

その2大原因は
①乾燥
②急激な温度変化

です。

①の乾燥で肌がかゆくなる原因として、
冬の外気の湿度が低いために
皮膚の一番表面の角質層から水分が蒸発しやすくなります。

そして皮膚表面が乾燥してくると、
通常は皮膚の深い真皮層までしか伸びていない、かゆみを察知する知覚神経が皮膚表層まで伸びてきてしまい、
少しの刺激でもかゆみを感じやすくなってしまいます。


②の急激な温度変化ですが、特に冬のお風呂の時にかゆくなりやすいです。
肌表面がとても冷えた状態で熱いお湯に触れると
寒さで収縮していた末端の血管に一気に血流が流れ込み
かゆみを誘発する物質が放出されやすくなります。


かゆみ予防はどうしたらいいの?

一つ目の乾燥対策ですが、やはりかゆみが出てくる前に乾燥を予防しておくことが大事です。
毎日のことなのでなるべく簡単で続けられるように以下の2つのポイントを押さえてケアしていきましょう☺

⚫︎体を洗いすぎない
⚫︎保湿する部分をメリハリつける

特に下の図の赤い丸で囲った体の中でも皮膚の潤いとなる皮脂の分泌が少ない場所(肩周囲、肘下、腰周り、膝下)をメインにケアしておくのが大切です。

この部位の汚れはお湯で流して落ちる程度であることがほとんどですので、
汚れと一緒に皮脂も落としてしまいやすい石鹸やボディソープなどの洗浄剤を使わずに、流すだけにしてみましょう。

そしてお風呂上がりに全身を毎日ケアするのが大変という方でも
特にこの部位はしっかりと保湿しておきましょう!

さらに乾燥が特に強い方は、
お風呂後に体を拭く前に、肌が濡れた状態でも使用できるボディオイルなどを乾燥しやすい部分に先に塗ってから体を拭くようにしてみるのもお勧めです☺


そして急激な温度変化についてですが、
血流の急な変化を抑えるために、体が冷え切った状態でいきなり湯船に浸からずに、
熱すぎない39度程度のシャワーでゆっくりと体を温めてから入るなど
事前に少しでも体を暖めてから入ってみましょう(^^)

また普段から皮膚表面が冷えすぎないように暖かくしておきましょう。


立春を過ぎて暦の上は春に向かっていますが、
まだまだ寒さと乾燥がしばらくは続くと思いますので、
お気に入りのアイテムを使うなど楽しみながらボディケアもしていきましょう☺


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