Xデザイン学校 ペルソナ・シナリオ法編
Xデザイン学校ベーシック土曜日コースの、リフレクション5回目の記録です。今回のタイトルは、「ペルソナ、シナリオ法」。
1. 先生のリフレクションより
考える、ということは、シンプルにする、ということ。判断基準とゴールを大切にする。良いサービスほど単純。子供達の未来のことまで常に考える。この「考える」ということについて、再認識ができて良かったです。これからの子供達のことまで考える、ということも大切な視点だと思いました。皆が幸せになる未来を作ってみたい。しかし、目の前の作業に追われていると、つい近視眼的にモノを見てしまう。もっと先のこと、もっと後の人々のことまできちんと考える習慣を、改めて身に付けたい。シンプルになるまで、「考える」ということを自分の中で再定義し、今までの自分より、より良い「考える」という行為にアップデートしていきたいと思いました。
2. ペルソナ、シナリオ法
「橋をデザインするのではなく、川を渡るシステムを作れ」というオランダの会社の言葉。ユーザーの利用状況によっても、デザインは変わる。全体を考える視野と本質を捉える目線。そして、考えを外化することの大切さも、お話の中でご教示頂き、勉強になりました。
大切なことは、プレファレンス(集団の中の価値観)。多くのユーザーの最大公約数としての生活価値・ニーズの発見が大事。分析により、見えてこなかったことが見えてくる、とのこと。
自分の中で、本質を考え、探るのと同時に、データから見えてくるものを一度、体感してみたいと思いました。今回の講座も実際にワークをすることにより、とても勉強になると思いました。
グループワークは、上位下位関係分析法というもの。行為目標や価値などで、ポストイットを分けていく。これらが、ユーザーの本質的価値のヒントになってゆく。時間切れで、最上位ニーズにまでは行かなかったですが、この体験は楽しかったです。続きはチームミーティングで行いたいと思います。
3. さいごに
Xデザイン学校の先生方に共通していることは、常に上を見ていたい、バージョンアップをしていたい、と思っていること、とお話を伺ったことが印象に残っています。今月は、先生のお話を聴講する機会も多くありましたが、琳琅珠玉という言葉を最近知ったのですが、先生の講義はまさにその言葉のように、貴重な言葉が重なって出来ている講義だと、改めて思いました。それから、私自身も、知的な会話が出来るように、もっと頑張りたいと思いました。自分の足りなさに気づいた1ヶ月でもありましたが、そのことに気づくことも大切なことだと思い、少しづつ、私も上を見て、進んでいきたいと思っています。