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Xデザイン学校 ユーザーリサーチ編

Xデザイン学校ベーシック土曜日コースの、リフレクション4回目の記録です。今回のタイトルは、「ユーザーリサーチ」。

目次
1. 私たちはお医者さん
2. ユーザーリサーチと様々なインタビュー
3. インタビューで大切なこと

1. 私たちはお医者さん
インタビューする上で大切なのは、お医者さんの問診のように、まずは病理を見つけること。それから色々な検査をし、病名を判断するが、経験からの気づきもある。丁寧な検査と問診が大切、とのこと、身が引き締まる思いで聞いていました。昔、アートディレクターの福田繁雄さんも同じことをおっしゃっていたことを思い出しました。
 
2.ユーザーリサーチと様々なインタビュー
ユーザーリサーチとは、行動観察であり、計画を立てて入っていき、観察者として行うもの。人の行為の全体像、潜在的なニーズ、暗黙の価値観(企業文化)が、この調査で明らかになる。効率的に、如何に有効なデータが得られるか、コンテクスト、ゴール、プリファレンスが基本とのこと、勉強になりました。
また様々なインタビューの方式も学びました。非構造化インタビューでは、被験者が自分で内省して、答えられるオープンクエスチョンをすることが大切とのお話を聞いて、質問する側のワードの大事さが分かりました。
エスノグラフィックインタビューでは、バーのマスターや、不動産屋さんの例を出していただき、お客様の意見を把握し、質問しながら、お客様のニーズを引き出すインタビューのことを学びました。とても昔、ラグジュアリーブランドの、クリスチャンディオールの販売のお仕事を、お手伝いした経験があるのですが、先輩販売員が、お客様の見た目、雰囲気、行動(立ち居振る舞い)から瞬時に好みを予測し、丁寧な会話を重ねることで、最適な商品のご提案をしているのを見て、すごいなぁと思ったことがありました。
信頼関係のある人に聞かれたい、自身では問題や不都合に気づいていない、意味性を言語化できない、という対象者に対して、行動を見て、そのきっかけを探る、ということを拝聴し、大変勉強になりました。

3. インタビューで大切なこと
インタビューで大切なことは、発見である、また仮説(問い)をつくること。ニーズとは、最優先事項であり、多くの人々が共通して持っていること、これらを解決することが大切。集団に流れている共通パターンを理解すること。これには、自分の心の目を鍛えることが、大切だと思いました。とても難しいことですが、ぜひ少しでもできるようになりたい、そう思い、今回の授業が終わりました。グループワークも始まり、サービスアイデアを出すことなど、大変なこともありましたが、少しづつ皆さんと進んでいきたいです。どうぞよろしくお願いします。

#Xデザイン学校 #Xデザイン学校2022年ベーシックコース #UXデザイン


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