コーチで書作家な私の独立1年目の振り返り
この記事はなに?
▼独立から1年。今のリアルな私
昨日無事、独立1年目の確定申告を終えた。だからかな、ずっと書こう書こうと思っていながら手を付けられなかった「独立1年目の振り返り」をやっと書く気になった。
昨年1月に会社を辞め、2月にコーチ・書作家として開業。ちょうど独立から1年と1ヶ月が経ったところにいる今の私を一言で表すと「もやもや」。その中には「苛立ち」「葛藤」「うずうず」「ざわざわ」など、いろんなニュアンスが混ざっている。
まず、今の道を選んだことは心からよかったと思っている。やりがい、幸せも感じている。コーチングも書も変わらず大好き。辞めたいと思ったことも一度もない。でも、ここ1,2ヶ月の私は「苛立ち」「葛藤」「うずうず」「ざわざわ」だった。ずっと自分のなかでこんな声が鳴り響いていた。「こんなもんじゃない」「もっとやれる」「じゃあなんでやらない?」そんな自分との問答…
(まだ続いているけど)自分との対話を経て今、私に必要なことは
「誰よりも私が私自身を認めてあげること」だ、
というところにやっとたどり着いた(というか戻ってきた)。こんなこと、これまでのコーチングの学びやクライアント経験で充分やってきたと思っていたのに、まだまだ足りていないらしい(笑)。というかこれからもずっと繰り返していくんだろう。これを繰り返しながら「本来の私を生きる」への旅をずっと続けていくんだなとしみじみ感じている。
私は放っておいても「自分に厳しく」「一生懸命頑張る」はやるので、ちゃんと自分の頑張りを認め、称えてあげよう。そのために「独立1年目の振り返り」はきっととても大事だ。だからこの記事を書く。書き終わった先には、反省というより、思い切り自分を認知※してあげたい。
※認知:コーチングのスキルで、コーチが捉えたクライアントの本来の姿を本人に伝えること。
この記事では、2023年2月〜2024年1月の「独立1年目」をいろんな切り口で振り返ってみる。
▼この記事を届けたい人
というわけでごめんなさい、この記事は私が私に向けて書く記事です(笑)。
ただ、まあまあ生々しい数字の話とか、具体的に何やった?みたいな話もちょこちょこ書くので、どこかしら
・これからコーチングをお仕事にしたいと考えている
・これから書やその他表現活動をお仕事にしたいと考えている
・「コーチング×〇〇」で独立したいと考えている
・領域問わず独立を考えている/独立1,2年目
といった方の励みになったり、参考になったりしたらいいな〜と思っています。よかったら、気になったパートだけでも覗いてみてください。
ただし、繰り返しになりますが、私が私を認めてあげるための記事なので、粒度バラバラ、写真、グラフ多めでただただ書き連ねてます。ご了承ください^^;
▼簡単な自己紹介
1. 「イベント」で振り返る独立1年目
個人的に印象的だった出来事を写真で振り返ってみる。
▼2023年1月(おまけ)
▼2023年2月
■2/1付で開業届を提出
■CTIの上級コース受講開始
■知り合いの方にアポを取りまくって想いと事業を熱く語りまくる Part1
何名かの方がコーチングや書のご依頼をくださる(感謝感謝です)
▼2023年3月
■note記事投稿
・ずっと苦手意識のあるnote投稿(今もある)。なので私にとってはめっちゃ「イベント」だった(笑)。
・なぜか一気に9記事出す(笑)。あまり積極的に拡散しなかったな…
・note経由のお問い合わせはこれまでに1件のみ(涙)という苦い思い出もあるけど、今回のこの記事を出したら、今後は書きたいときに気軽に書けるようになりそうな予感。
・そして、今読み返すと当時の本音をちゃんと書いてるし、今も真ん中の想いは変わらない。結構いいじゃん。気になってくださった方いたらぜひ覗いてみてください^^
■知り合いの方にアポを取りまくって想いと事業を熱く語りまくる Part2
何名かの方がコーチングや書のご依頼をくださる(感謝感謝です)
▼2023年4月
■玉翠公式Webサイト初版を制作、公開
自分でWixを使って制作。めっちゃ大変だった…
■知り合いの方にアポを取りまくって想いと事業を熱く語りまくる Part3
・ここでのご縁で、後述の音声ドラマ作品「鬼の陰陽師」の案件を担当させていただけることに(感謝感謝です)
・この経験から、自ら動くこと、心からの想いを伝えることの大切さ・パワフルさを学ぶ
▼2023年5月
■「今日の問い」投稿開始
■知り合いの方にアポを取りまくって想いと事業を熱く語りまくる Part4
・何名かの方がコーチングや書のご依頼をくださる(感謝感謝です)
・中には、コーチングを「怪しいもの」「弱い人が受けるもの」と思われている方もおり、それなりに傷つく&もやる→乗り越える
▼2023年6月
■「鬼の陰陽師」の情報解禁
■きたるいつかのステージのために大筆でのパフォーマンス練習を開始。森で(笑)。
▼2023年7月
■初の個展開催決定・準備開始
▼2023年8月
■CTI上級コース完走
■コーチ小林磨衣子の公式Webサイト制作・公開
■個展コンセプト・作品構想に向き合う
人生初個展、自分の真ん中にある純粋なそれを表現したくて、自分自身にも思い切り向き合う。孤独な産みの苦しみ期間。
▼2023年9月
■個展作品制作
・引き続き孤独な産みの苦しみ期間
・試行錯誤を重ね「玉翠の作品といえばこれ!」といえる作品・独自の手法を編み出す
■CTIのイベント、Co-Active® Days 2023で作品展示
▼2023年10月
■所定期間内(2023年2月以降)の100hコーチング達成
■書作家玉翠の新アー写撮影
■書作家玉翠の新公式Webサイト制作・公開
■個展に向けて各種クリエイティブ制作
■個展作品制作
▼2023年11月
■個展作品制作大詰め
当日朝まで制作していた…本当に、出し切った
■初個展開催
■CPCC(米国CTI認定プロコーチ資格)試験受験
こんな大事な試験をしれっとこんな大変な時期に受ける(笑)
▼2023年12月
■CPCC合格通知受領
■2023年走り続けた疲れを思い切り味わう
▼2024年1月
■スタートアップ新年会で書初めワークショップ
■地元の子ども食堂で書初めワークショップ
■キャリアの授業で大学生と対話
■書の先生に独立のご挨拶
■久々の「もやもや」期に突入
2. 「サービス」で振り返る独立1年目
実際にお仕事として対価をいただいたサービス・商品を振り返ってみる。
▼コーチング
個人の方へ
継続コーチングセッション
直接契約
mybuddyさん経由
ZaPASSさん経由
書を取り入れた単発セッション
筆で書いて対話するセッション
書レッスン・ご自身での作品制作を組み合わせたセッション
▼書
個人の方へ
「あなた」を描く一字書作品
「あなた」を描くお名前筆文字
「あなた」を描くオリジナル書作品
命名書作品
個展での書作品販売
法人の方へ
作品タイトル、屋号等の筆文字ロゴ&書作品制作
書のワークショップ
▼メモ
・コーチングと書に関するお仕事以外は一切しなかった。
・たくさんサービス・商品を開発したけど、意外とボツになったものが一つもない。
・ただ、逆にサービスが多すぎて分かりづらくなってる(自分でもうまく宣伝できてない)ので、2年目なんとかしてくぞ。
・そして、2年目はより柔軟にありとあらゆる自分のリソースを使っていけばいいんじゃん?って思っている今。
3. 「数字」で振り返る独立1年目
生々しめな数字で振り返ってみる。
▼全体
■売上推移
■貯金残推移
▼コーチング
■クライアント数(単発・体験含む)
・2023/2~2024/1:64名
・2024/1末時点累計:75名
■セッション時間(単発・体験含む)
・2023/2~2024/1:204時間
・2024/1末時点累計:約235時間
■セッション時間単価推移(直契約初回プランの1時間単価)
▼書
■ご納品作品数
・合計37点
・内訳↓
■個展
・開催:1回
・展示作品数:21点
・販売作品数:8点
▼その他
■アポを取って想いと事業を熱く語った1on1の数:5,60回
4. 「内面」で振り返る独立1年目
▼大切にした価値観
ここまで書いてきて、
率直で在る/自分で選ぶ/今を生きる/丁寧に育む/手触り感/自由に創造する/自分を信頼する/動く/必要な孤独
といったことを大切にした一年だったと改めて感じる。
▼印象的な変化
コーチングを通して自身に「衝撃的な変化」が起こったからこそ選んだ独立の道。本当に大きな内面の変化だったからこそ、1年目の前半は「過去の自分へ戻ることへの恐れ」がつきまとっていた気がする。でもマイコーチとのセッションも活用しながら自分自身にしっかりと向き合い、挑戦も繰り返すなかで、「過去の自分も全部ひっくるめて愛すべき、尊い私」と受け入れることができた。
はずだったけど、2年目に入り、また「もやもや」の今(笑)。でも恐れはない。この「もやもや」も「新たな自分の可能性への入口だ」と捉えられるようになっている。
全体を振り返って
いやはや、、、ありがとうありがとうありがとう!!ありがとう私!!!本当によくやってきたし、ちゃんと「私」を思い切り生々しく生きてるわ!
振り返りをして、ちゃんと完了させること。自分を認知してあげること。本当に大事だ。
(あ、私これ、セルフコーチングをしたのだな?笑)
これを書いたことで改めて、頑なに「ひとりで」やってきた自分を認識。そして、「ここからは全部にOK出してひらいていってもいいんじゃない?」という声が湧いている。
実際今年に入って、元士業であること/爆速成長ベンチャーのカオスをどっぷり泳ぎきった経験/歌ってきたこと/映画祭運営・映画製作に携わっていたこと/不登校の経験、といったリソースからのご縁も動き始めている。
葛藤はまだ続くと思うけど、なんだか風穴が開いた感じがする。
ふぅ。書いてよかった。
こんな風に等身大で思い切り自分の人生に向き合い、立ち止まること、大きく進むことも含め挑戦し続けているコーチとのセッション/書作家の作品、めっちゃ薦めたくなりました!(笑)
もし気になってくださった方がいたらぜひ気軽にお声かけください😊
コーチ小林磨衣子公式Webサイト
書作家玉翠公式Webサイト
私のための記事にここまで付き合ってくださったあなた、大好きです。ありがとうございました!