迷えるアラサーたち
先日、オンライン飲み会を友達と実施した。
議題は今後について
アラサーといえば、仕事のあり方、婚活、
家族像といろいろ悩みを抱えるナイーブなお年頃だ。
周りはみんな結婚して自分の家族を持ち始める世代。
嫌でも、孤独を感じてしまう。
結果、お互いの愚痴や不安を話して終了したのだが
そういう不安を受け止めてくれる友達がいることに安心した。
人の幸せは人それぞれだ。
私にとっての幸せは何だろうか??
私も好きな人と結婚して家族を作って暮らしたいのは
今も昔も変わらない。
私は高校生3年の時、母が入院した際、一時期、
祖母と暮らしていた。
祖母は母とは真逆の人であった。
祖母いつも働いて、休でいるところあまり見たことがない。
休みの日であっても、家の家事や掃除を完璧にこなす。
70歳なのにとてもパワフルなお婆ちゃんだった。
そんな祖母に言われ続けてきたことは
あんたはちゃんと生きなさい。
男の人に頼るだけじゃダメ。
自分を支えるものを持ちなさい。
仕事でも趣味でも何でもいいから。
人間を拠り所にしたらダメよ。
拠り所にされた人間が可哀想。重荷になるからね。
高校生の私は祖母が言っている意味が分からなかったが
今であれば、身に染みて分かる。
母が人に依存する人間だったからこそ
その娘はそうならないように、
自立した女性になるように、教えてくれたのだろう。
私はお互いに依存しあう、縛り付けあう愛は
愛じゃないと思っている。
相手だけを見ているようで自分のことしか見えていない。
相手の気持ちではなく、自分の気持ちを優先している。
愛情と執着は紙一重だ。
束縛は愛ではなく、執着で恋人を縛っている。
不健全な関係だ。
そんな関係はいつか、お互いを苦しめてしまう。
私は、恋人や夫や自分の子供であっても
依存し、縛り付けたくない。
いつでも、大切な人達の人生を尊重していきたい。
尊重できるようになるためには
自分自身が経済的にも精神的にも
自立していることが絶対条件だと思う。
誰かの安全基地になるために
今自分が行うべきことに集中しよう。
いつか祖母みたいにビシバシ、孫に物を言い
バリバリに働き、生涯現役で生きていきたい。
強くて優しい女性になるために。