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ゴードン_経腟分娩_母性 産褥3日目
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【今回の情報】
事例作成日:産褥3日目
A氏(28歳、女性)は、夫(30歳)との2人暮らし。不妊治療を2年間受けた末の待望の第1子妊娠であり、実母は車で1時間の場所に住んでいる。妊娠初期から中期にかけて切迫流産の兆候があり、2週間の入院加療を要した経緯がある。以後は順調に経過し、妊婦健診も欠かさず受診していた。
【入院時の状況】
妊娠40週0日、朝5時頃より不規則な子宮収縮を自覚。「これって陣痛でしょうか?」と不安な様子で電話連絡あり。10時に入院となる。入院時、子宮口開大4cm、展退70%、陣痛間隔5-6分。
分娩経過中、胎児心拍数の一過性徐脈を認め、医師より帝王切開の可能性について説明がされた。この時、A氏は「自然分娩がしたいです。がんばります。」と強い意志を示す。その後、側臥位での体位変換により胎児心拍が改善。会陰切開を施行し、18時12分に2,986gの男児をApgar Score 8/9点で経腟分娩した。分娩時出血量は羊水込みで550ml。
児は出生後、一時的な多呼吸を認めたため、新生児室での観察となった。A氏は「赤ちゃんと一緒にいたいのに...」と涙ぐむ場面もあったが、夫が付き添い精神的支えとなった。
【産褥経過】
産褥1日目、朝より38.2℃の発熱あり。乳房は緊満し、右乳房に発赤・熱感を認める。助産師が搾乳指導を実施するも、「痛くて触れません」と啼泣する。抗生剤投与開始となる。児は多呼吸が改善し、カンガルーケアを開始。「やっと抱けました」と笑顔がみられる。
産褥2日目、体温37.2℃まで解熱。右乳房の発赤は残存するものの、疼痛は軽減。児の吸啜力は良好だが、母乳分泌量が少なく、「ミルクを足さないといけないのでしょうか」と不安を訴える。
産褥3日目、体温36.7℃で経過。会陰縫合部の疼痛は軽減傾向にあるが、座位保持時に不快感あり。母乳分泌量は徐々に増加しているが、児の体重が出生時より8%減少しており、A氏は「私の母乳だけでは足りないのではないか」と涙ぐむ場面がある。夫は育児に協力的で、オムツ交換や沐浴介助を積極的に行っている。
【現在の課題】
右乳房炎の管理と母乳育児支援
産後うつのリスク評価と心理的支援
育児技術習得への支援
退院後の支援体制の確立
現在の内服薬は、子宮収縮剤(メチルエルゴメトリン)3T/3×、抗生剤(セファゾリン)2g/2×、解熱鎮痛剤(ロキソプロフェン)頓用を使用している。
最新の採血データでは、WBC:15,000/μl、CRP:2.8mg/dl、Hb:9.8g/dlと炎症反応の上昇と貧血を認める。
退院に向けて、実母の支援も受けられるよう調整中である。
【アセスメント】
1.健康知覚-健康管理
〇健康状態、受診行動、疾患や治療への理解、運動習慣、服薬状況、身長、体重、BMI、飲酒、喫煙の有無、既往歴
経腟分娩は、胎児が産道を通過し子宮外へ娩出される生理的な出産様式である。正常な経過では、前駆陣痛から始まり、規則的な陣痛により子宮口が全開大するまでの第1期、胎児が娩出されるまでの第2期、胎盤が剥離・娩出される第3期、その後の産褥期へと移行する。
A氏は28歳の初産婦で、2年間の不妊治療を経て妊娠に至った経緯がある。身長158cm、妊娠前体重52kg、分娩時65kg、現在60kgであり、妊娠前のBMIは20.8と標準範囲内である。妊娠初期から中期にかけて切迫流産の兆候があり入院加療を要したが、その後は定期的な妊婦健診を受診し、妊娠経過は概ね良好であった。これらの経過から、A氏は自身の健康管理に対する意識が高く、医療者の指示を遵守する傾向にあることが推察される。
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