根回しは保険
新しく何かをやるときに、周りの人たちへの挨拶や根回しが重要だ。
根回しは「嫉妬を増やさないための保険」みたいなものだ。挨拶した、断りを入れた、と言うことが重要だ。
誰だって自分の全く知らないところで、何かが始まるより、事前に話をもらった方が嬉しいし、協力しよう、応援してあげようと言う気持ちになる。
マンションの隣人が部屋の内装工事をするときに、事前にお菓子を持って説明に来ていたら、少しの窓おなら我慢しようと思うだろう。
ただ、ここで勘違いしていけないのは、あくまで根回しはその程度の意味なと言うことだ。そこで何を言われても、内装工事をやると決めたらやるのだ。
根回しがうまくいかなかったとしても関係ない。自分で頑張ればいいだけのことだ。1人でもがんばってみる。協力してくれる人だけに協力してもらえれば良い。頼み込んで全員に参加してもらう必要なんてない。
根回しに依存してしまうと、あらゆる問題を事前に潰していくことに、膨大な時間とエネルギーを食われてしまう。
それでタイミングを逃したら、全く意味がない。
よく「反対されたからやめました」と言う人がいるが、それはそもそも自信がないから、反対して欲しかっただけだ。
周りに何を言われようと、やると決めたらやる。
その覚悟が周りを動かす。
根回しはあくまで、嫉妬を買わないための保険だ。