夜は偉大なる消しゴムである。
昼間どんな腹の立つことや悲しいことに関係した場合であろうとも、夜の寝際の心の中は断然、それを持ち込んじゃいけない。
人間関係や仕事でうまくいかないことがあって、落ち込み、その上、このマイナスの気持ちを翌日までひきずったら、二日間も台無しになってしまいます。その日の事は、その日のうちにケリをつけてしまいましょう。夜をうまく活用することです。
ぐっすり寝ている間に、夜が昼間の嫌な出来事を全て消し去るのです。
ところが、「昼間の出来事が頭から離れない」とわかり、嫌なことを握り締めて、眠ると、ボールペンで書かれた文字となって、消しゴムでは消せないので要注意。
気持ちを切り替える練習から始めましょう。
例えば、ニアっと笑える思い出の写真を枕元に飾ったり、心が癒されるような音楽を聴いたりすることです。
一瞬でもプラスにしてあれば、マイナスは吹っ飛びます。さらに夜は、明日への活力を充電する時間でもあります。
「夜の寝際に神経過敏になって、くよくよいろんなことを考えていると、電気のコンセントを切っちゃったなと同じじゃないか」
寝ている間も、宇宙エネルギーは注ぎ込まれています。
謝っても「クヨクヨ」のボタンを押して、コンセントを抜いてしまってはなりません。