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感情に振り回されない
事情の如何を問わず、怒らず、恐れず、悲しまず。当然、感情の奴隷にならない、自分はあくまでも、自己の生命の主人公であるということを実行に移したいためであります。
人として、してはいけないことを「三勿」としてまとめました。
三勿とは、3つの勿れと言うことで、怒らない、恐れない、悲しまない、の3つです。
ところで、「〜してはならない」とストップをかけると、これらの感情をゼロにすることだと受け止めがちですが、そうではありません。
誰だって喜怒哀楽があり、心身が具わった人間である限り、感情は湧いてきます。マイナス感情が浮かんだら、さっと新機転換するということです。
三勿とは3つの感情をなくしなさい、抑えなさい、と言うことではありません。感情が湧くのは自然の摂理です。ただ、溺れるなと言うことです。
心機転換などをはかって、感情に振り回されるなと戒めたのです。もし振り回されたら、感情が主人公になって、その感情を抱いている当人は、感情の奴隷になってしまいます。
例えば、カッとなった瞬間に、見境もなく、手を挙げていた、と言うのは感情の奴隷です。
そうではなく、自らが自分と言う生命の主人公でなくてはなりません。根本的な解決は、精霊のレベルに立つことです。このレベルでは「怒らず、恐れず、悲しまず」が当たり前なのです。