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助詞は言葉をつなぐ橋

小学1年生の兄が助詞の「は」と「わ」、「へ」と「え」に躓いた。ドリルで間違うたびに癇癪を起こして、これは教えても頭に入ってないなと思ったので、机から離れてすっかり忘れた翌日の遊びの時間にゲームっぽく出してみた。

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この丸になってる「は」とか「へ」は言葉と言葉をつなぐ橋な訳よ。「わ」とか「え」は橋にはなれない。『ここに来るのは「は」と「わ」のどっちでしょう?』なんていう問題ははっきり言って全部ひっかけ。丸い橋になれるのは絶対に「は」と「へ」でしかないんだから。

逆に四角の言葉の中に入ってる「は」とか「へ」は言葉の一部だからそのまま読む。橋がないとスタートからゴールまで辿りつけなくて、文章ができない。だから橋で言葉を繋げて道を作ってくれる?そんな説明をしながら、ゲームスタート。

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視覚で覚えさせよう作戦。「わ」や「え」という丸は存在しない、ということを目で覚える。(作りながら、ここで「わ」や「え」も丸く作ってどっち?と選ばせたりしたら、絶対混乱するだろうなと思った。)こうすると「ゆびはちいさい」と「ゆびわはちいさい」も簡単にわかる。「はぶらし」を「わぶらし」と読むことだってないし、「わに」は「はに」とは書かない。だって四角の中はそのまま読むんだから。

あんなにドリルで勉強していたときは泣きながらやっていたのに、なんなくクリア。ひと手間なんだなぁ。それにしても普段普通に話している言語でも、その仕組みを理解するって、それを教えるってやっぱり難しい。「妹ちゃんがワニとネコにくっつきます」なんて文章を嬉しそうに作っている兄を見ながらそう思った。

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ここからはおまけで、昨日の作品集。こちらは兄作の「後ろからうちわで仰いで進む船がどうしたら速く走れるか」研究。帆を大きくしたり、角度を変えたりいろいろしてストップウォッチで測ってたけど、結局真ん中の一番小さくて軽いのが一番速いという結果になったらしい。

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妹が作ったのは卵のパックをフーッと吹いて飛ばすマシーン。いつもは下校すると宿題した後、夕方まで友達と遊んでいる兄が、昨日は仲良しの友達が風邪ひいて珍しく家にいたので工作タイムに。たまにはこんな平日もいいね。

(先にアップしてたインスタ記事はこちらからどうぞ)


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