易経解説11-20と卦ごとの対策
▲▲易経11-20▲▲
◆11番 ちてんたい(地天泰)
陰陽が交わることにより敵と味方が仲良くなります
今の穏やかに平安な状態をいかに維持していくかを考えてねという意味があります
この卦の対策
今の良い状態を維持していくこと
エネルギーがある今のうちに先を考えておく
今後のために準備しておく
◆12番 てんちひ(天地否)
やることなすことを否定されたり上司や部下とが平行線で話しにならないけど心が折れそうでも後半はよい希望が見えてくるという意味合いがあります
この時期の対策
自分が正しいと思い込みすぎない
ある程度で見切りをつける
時期をあらためてみる
◆13番 てんかどうじん(天火同人)
共同の同で志が同じ人たちの仲間で共同経営や同人誌を作るや業務提携をするといいよという意味があります
人でやるよりみんなでやるといいよという意味があります
この卦の対策
身内などより他人とやること
秘密は持たないこと
◆14番 かてんたいゆう(火天大有)
人それぞれ差はありますが運気がそれなりに上がる時で、運気が上がるからこそいろいろな人が寄ってきたり調子に乗りすぎたりするからいい時ほど気をつけてねという意味があります
この卦の対策
短期決戦によいときでこのよい状態を保つように努力してください
あまり考えすぎずにぱぱっと決めてください
宗教的に生きるとよいときですので禁欲とか良心に従って過ごしてください
◆15番 ちざんけん(地山謙)
勢いがない時で、たとえ勢いがあっても勢いを隠して謙虚に控えめに、時には人に譲るくらい下手に出るといいという意味があります
この時期の対策
パワーが有り余っているなら周りに分けあたえること
目立たずに控えめにする
自分よりも周りを考えて
◆16番 らいちよ(雷地予)
らいちよの予(よ)はあらかじめの意味で、楽しめためにあらかじめ準備しておくことが必要という意味があります
この時期の対策
ダンスや音楽を聞いてストレス解消
お酒やギャンブルなど楽しいことばかりに流されすぎない
計画的に進める
◆17番 たくらいずい(沢雷随)
たくらいずいは先見の明がある人や良い人に従うことで良い方向に導かれていきます
良くない人に従うとろくなことにならないので自分の意思で誰に従うか決めて、従うことでどうなるのか見越して従うことという意味があります
この時期の対策
ムリをしないようにしながら進む
素直に人についていく
期間を決めておく
◆18番 さんぷうこ(山風蠱)
人が集まって来たけどもよくないグループのたまり場になって、グループの内側から腐れていくという意味があります
また蠱は皿の上に虫が三つでなくたくさんいて腐っている意味があります
この卦の対策
甘く考えてないで自分にあえて厳しくする
問題は根本から変える
◆19番 ちたくりん(地沢臨)
臨は望むという漢字を当てることが出来て、上から下を見る、上から下に親しんでいく、また下の位から上の位を求める意味があります
この時期の対策
相手に自分からついてきてもらうようにする
臨機応変に動く
チャンスが来たら戸惑わない
◆20番 ふうちかん(風地観)
ふうちかんのかんは観察の観でものごとを丁寧にみる意味があります
また観世音菩薩の観で観音様が民を救うために高いところから困っている方はいないかなと見てくださるところから上から下を観るという意味があります
この時期の対策
相手をよく観察して理解する
勉強する
読書や瞑想をする