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住み開きで親も育つ〜(2023.06)

住み開きで子育てを始めて2年6ヶ月が経ちました。
”子育てを楽にしたい”から始まった、「住みびらきの子育て」について最近思うことを書いてみました。
それは

住み開きが
私たち(親)の価値観も広げ、支えてくれている

まずは前提

私たちの運営する、”ケレケレの住み開き”のおさらい。

●家族構成   夫婦(30代前半)+娘(3歳10ヶ月)
●事業     シェアハウス
        貸し農園 
        イベント企画 など
●関わる年齢層 0歳児〜60歳代くらい

ざっくりですが、こんな感じ。
この前提で注目してほしいのは、関わる年齢層の幅が広いということ。

私たち(親)が学ぶ子育て

住み開きは親も学ぶことが多い。
それをよく考えてみると、事業によって関わる人が変わり親の学びも変わるということ。
娘が自分の意思で行動でき、発言をするようになり、”かわいいけど面倒な時期”から、親の学びを感じるようになりました。

シェアハウスの住人から学ぶ

子育て経験者から学ぶ
住人は単身者(20−30歳代)の方が多いですが、子育てを終わった方もいます。
やはり、そういう方は強い(笑)

親の私たちが「まだできない」と思い込んでいたことを、上手にチャレンジさせてくれる。
そういう気づきがある時は
「親が勝手に子どもの可能性を狭めていたな」と思います。

大学生の子どもさんがいる住人えみちの着付け

あと、学びではないかもしれませんが、親目線で私たちの生活や娘を見守ってくれることも嬉しい。
「大人の話をよく聞いていると思うよ」
「自分のペースをしっかりもっている子だね」
など、私たちが気づかない第3の目線を子育て経験者として見てくれているのはすごく助かります。
これらの意見をベースに、ちょっとした子育ての悩みや相談、意見を交わし合うことは、自分の考えを深められ、学びに繋がっています。

住人と役割分担
住人との子育ての話で、おもしろいのが娘のやくわり分担を相談したこと。

ある夜、娘の住人へ態度が悪いときがありました。
ケレケレ夫が娘を叱って、その場は終了したのですが、その流れで娘への接し方の話になりました。
というのも、住人は自分の子ではないので怒りづらい、から。

たまに、「娘が嫌なことをしていたら叱ってね」とは伝えていますが、やはり現実はなかなか怒りづらい。
その話し合いのなかで
・ケレケレ夫婦が厳しく対応しよう。
・親が厳しく言う分、住人は娘を温かく、優しく見守ってほしい。
・注意しづらい場合は、住人も娘に塩対応(聞き流す、あまり構わないなど)。

という結論になりました。
その後、ケレケレ夫婦はあまり娘を叱る家ではなかったけれど、厳し目な対応を多くしたりと、バランスを考えながら娘をみています。

記事構成に自信がないため、深くは書いておりませんが、これらの話の中にいろんな意見や対話が生まれています。

住み開きで育児っていいな。
娘は幸せだな。
と思ったひとときでした。

貸し農園利用者から学ぶ

親の世代の人から学ぶ

スーパーママのひとり❤︎

ケレケレには私たちの親と同じくらいの年のお母さん達が農園を借りてくれたり、よく遊びに来てくれたりします。
すでにお孫さんがいる人もいるスーパーママ。

スーパーママ達からは同世代ママからはもらえない、深みのある言葉をもらえます。

例えば、大人に囲まれたは娘はチヤホヤされすぎて自己中心的にならないか。
不安を抱いていたときに、前述であった「住人との役割分担」の話があり、スーパーママに抱いていた不安な感情と住人との話し合いのことを話しました。

その時のスーパーママの一言。

「一緒に住んでいても、他人は他人。
親が毅然と子どもに向きあいなさい」

この言葉は、”多様な環境で子どもを育てたい”人に伝えたい言葉だと思っています。

未来の可能性を学ぶ

ケレケレで未来の子育てを感じてくれてそう若者の写真

ケレケレには、中学生〜高校生くらいのお子さんを持つ現役ママも来ます。
現役ママといえど、私たちケレケレ夫婦にとっては先輩ママ。

先輩ママからは、これから私たちも経験するかもしれない話を聞けます。
・思春期の特有の悩み
・それに対して思うこと
・どう向き合っていこうと考えいてるのか
などなど。

難しい事情の話を聞くと
 自分なら、どんな気持ちになって
 どう娘と向き合うかな
と、今から考えたり、他人事にはしなかったり。

自分の娘の未来なんてわからない。
だからこそ、現役ママから生の声を聞いて、未来の可能性に心構えできるのは住み開きのおかげだなぁと、感じています。

以上、住み開きでの子育てを”親の成長”という観点でお話しさせていただきました!


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住みびらきのお家 ケレケレ
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