2024冬アニメ ファーストインプレッション
新しい年が始まりまして、冬クールもスタートしました。
今季は一応、掘り出しものがあったと言えばあったし、前評判通りと言えばそんな感じですかね。
やはり安定の続編かな、と言った印象はあります。
☆☆☆
ようこそ実力至上主義の教室へ
3rd Season
半年に渡っての、再放送に続いての新シリーズと言う親切設計であります。
頭脳戦ありバイオレンスありで、目の離せない展開が続きますが、一筋縄では行かないところが、また面白いところでもあります。
かなり変化を感じられる綾小路くんの、リハビリ物語でもありますから、そこもまた注目しております。
ツンデレだと思えば、非情な発言もまた違って聞こえますから、面白いですね。
佐々木とピーちゃん
全くの新作ですね。
但し、原作の前評判は高かったですし、そのCMで私も認知していました。
因みに原作は、『このライトノベルがすごい!』2022年1位作品でありますが、よう実も2023チャンプで同じレーベル(MF文庫J)でもありますね。
そして、その中身も期待通りのもので、楽しませて戴けそうです。
単純な異世界ものかと思いきや、第3極の出現もあって、意外な展開でより深みが増していました。
佐々木役の杉田(智和)さんのモノローグも、相変わらず冴え渡っております。
弱キャラ友崎くん 2nd STAGE
埼玉アニメ。
無印は、友崎くんの目覚ましい成長譚と言ったところでしたが、2ndはそこは少し脇に置いた形で、新たなステージに挑んで行く感じですかね。
現実問題として、リア充が幸福かどうかは人夫々だとは思うのですが、ゲーム的切り口でチャレンジして行くのは、面白いところです。
気になる日南の闇(本質)が明らかになるかと思えば、中々本丸に辿り着く段階では無さそうではあります。
このシリーズで、どれだけその深淵に近付けるのか、そこは友崎くんの成長次第なんでしょうね。
ダンジョン飯
劇場公開していた気がしたのですが、3話迄を再編集して、先行上映したものだそうですね。
2クールでもありますし、中々力が入っている雰囲気ですが、それに相応しい内容であるとは思います。
飯テロアニメと言う感じでも無いですが、バトル以上に情熱を傾けているところが、和むと言うか安心して視ていられます。
ダンジョンに潜る、最大の目的があっての上での物語展開でありますから、単純に早く行けよとは思いますが、それは野暮な指摘ではありますよね。
【2023秋より連続2クール目】
葬送のフリーレン
多くを語る必要は、無いですかね。
フリーレンの成長と言うか、人との向き合い方の変化が楽しみですが、単に斜に構えていただけなのかも知れません。
それだけ家族や師匠との永遠の別れが、途轍も無く大きかった事なのでしょう。
そもそも、聡明で無ければ、大魔法使いには成れない筈です。
ぐーたらは気質ですから、頭の出来は余り関係無さそうですし、平凡な人間の尺度で測っても意味はありません。
ゆったりと、エピソードが紡がれて行くのも、何だか心地が好いのです。
薬屋のひとりごと
後期に入って、裏被りに見切りをつけて、視聴し始めました。
一応、秋クールに何話か視ていたので、面白さの一端には触れていました。
中国の宮中が舞台で、個人的に伏魔殿の様なイメージが強いのですが、それを打ち消すかの様な、猫猫(まおまお)の俗物っぽさであるとか、クールな推理であるとか、とても魅力的で良い感じです。
☆☆
悪役令嬢レベル99
~私は裏ボスですが魔王ではありません~
外科医エリーゼ
最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。
即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。
望まぬ不死の冒険者
姫様“拷問”の時間です
(順不同)
☆2に関しては、一捻りも二捻りもある様な作品が揃いました。
飽和状態の転生ものにしても、流行りの悪役令嬢系でも、最低限でも突出した部分が無いと、そもそもアニメ化には至らないのでしょう。
そう言ったところでも、掴みは充分でありましたから、これからの展開に期待しています。
キャッキャウフフの日常系が、恋しい今日此頃ではあります。