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ハンチバック

今村夏子さんの『こちらあみ子』を読み終わったので、市川沙央さんの『ハンチバック』を読み始めた。


寝る前の読書は30分程度。と決めているので、今日は半分くらいまで読み終わった。

市川さんのインタビュー記事にあった、

ただ「愛の作家」は難易度が高いんですよ。芸術性と愛は両立が難しく、通俗の烙印を押されがちなので。だから将来的にはその難しいことをやるんだという、向上心が込められています

これがめちゃくちゃわかりみがあった。


私の趣味趣向なのだけど、成熟しなかった恋愛話の方が記憶に残ることが多く、
三島由紀夫の仮面の告白。
江戸川乱歩の陰獣、黒蜥蜴。
三島由紀夫の美徳のよろめき。
太宰治の斜陽。

…など、円満な恋愛模様で終わらない話にものすごく萌える(笑)

両思いになったけど、愛する春琴のために、自らも盲目になった佐助。
谷崎潤一郎の春琴も大好き😂

どこか歪さを残したまま幕を閉じる話に、なぜか惹かれます。

私がゆがんでいるのかもしんまい…


ロミオとジュリエットとかもいいな…
あぁ、あとマディソン郡の橋もか…。

三島、乱歩、谷崎あたりは耽美派だったらしく、よくよく思い出せば、私が大好きなオーブリー・ビアズリーも耽美派(らしい)

わい…耽美派の意味をよくわかってないけど、やんわりこういうことかな?みたいな想像はつく。

頭がいいみなさん、私に耽美派とはなにか教えてください(笑)

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