近況報告20240308
前回の投稿から早4ヶ月経った。
歌舞伎町に足を踏み入れて5ヶ月経った。
私は無事に「ホス狂い」に成長した。
「ホス狂い」が何かというと、「ホスト」にお金を使う人のことであるが、それにも色々定義があり、ホストクラブそのものに自らの月収の半分を超える額を毎月使う人のことを言うらしい。あくまでも、らしい。である。また、「担当狂い」という言葉もある。これは担当に月収の半分を超える額を毎月使う人。
私はホス狂いに含まれる担当狂いである。つまり、私は界隈のホストクラブを巡って高額を使いながらも、担当がいるという「遊び方」になる。
そう、使った額がえげつないことになっている。
私は普通の会社員である。手取りは最近ちびちび上がっているが、22万である。そして、お金の使い道を知らず、学生の頃からバレエとオペラを、割引を使って好きなだけ見ながら節約術を使い、社会人になって相当お金を貯めた。と思う。周りを見渡しても同世代は貯金をしていないので、同世代同年代の中では結構貯金を頑張ったと思う。
というのも、「お金を貯めろ」「お金を使うな」という親の元に育ったので生活水準が元々低いということに最近気が付いた。お金を使うのは悪だとすり込まれている。食にお金をかけるのは「憂さ晴らしだからやめたほうがいい」、美容にお金をかけるのは「無駄遣いだからやめたほうがいい」。そんな親の趣味は旅行なので、旅行にお金をかけるために全ての生活水準を落としていた。
そういう環境で育ったから日常でお金を使うなんてのは罪悪感そのものだった。これは親の呪縛だった。
あの時、二度目の鬱にかかり絶望しかけた時、私は「適応障害による休職」を選ばずに、Youtubeで見た、あの、昔から憧れていたキラキラした世界に飛びこんだ。ああいった世界に飛び込むには負のエネルギーが必要なのだと思う。
私は誰かのせいにした「適応障害による休職」ではなく、自分で解決した。
今、私はとても幸福で、心穏やかで、仕事をやめたいという悩みもなくなり、仕事があるのをありがたいと思い、今の自分がこうして趣味にお金を掛けられる人生を送っているのは親や友人のおかげであると感謝できるようになった。
社会人になってから4年以上ずっと、何のために働き、何のために職場に振り回され職場の人間に振り回され、親に振り回されて自分を責めながら生きているのだろうと疑問が消えなかった。毎日が退屈で息が詰まりそうだった。いつも周りのせいにして、なのに自分を責めていた自分がいて、すごく辛かった。こんな一生が永遠に続くのかと思った。
今の私には貯金がないかもしれないが、退屈で単調な日常への感謝の念、親の呪縛から解き放たれた希望、自分を責めなくなり誰のせいにもしなくなった自由な自分がある。人間、趣味が充実すると人生も充実するんだな。
にしても、もう少し早くこの境地にたどり着いていれば、お金保てたのにな笑
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