ラーメンの作り方が難しい件
ラーメンは好きですか?わたしは好きです。
味噌、しょう油、とんこつ、つけ麺・・・はあんまり。
インスタ映えのキラキラした世界から180度裏側に存在しそうな二郎系で、「にんにくマシマシ」とか言ってみたいけどまだ行ったことないのでいつか本場でチャレンジしてみたい。(体質的に絶対お腹壊す。)
そもそもわたしはラーメン屋に一人で行けない系女子で、好きだったら一人で行けるようになれよと自分でツッコミ入れつつ、タイトルの「ラーメンの作り方」について言いたいことがある。
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先日、お昼ご飯に自宅でラーメンを食べることになった。
豚の骨を寸胴でグツグツ・・・麺はセッセと手打ち・・・ではなく、
スーパーで買っておいた、生麺とスープがセットになったラーメンが簡単に自宅で食べられるやつね。
スーパーで買い物をする方ならご存知だろうが、結構な種類があって、大体2人前入っていて3〜400円くらいのアレ。
リアルにあるお店の味を再現しているうたい文句で、つい手を伸ばしてしまいまそうなデザイン性のあるパッケージにつられたし、この値段を考えると自宅で気軽に食べられるというのもあって最近ハマっている。
1週間ほど前にお昼ご飯用にと買っておいたラーメンを作ることにした。
あまりガッツリ料理をしたくないので、麺を茹でるだけのこの商品は、片付けや調理時間などマイナス要素が少ないのでとても助かる。
その日もいつものように作ろうと、冷蔵庫からラーメンとネギを取り出す。
本当ならばチャーシューやメンマがあれば最高なのだが、そんなものは常備されていない。今回はネギがあるだけマシ。
作り方を見てみると、
1:器を温めるついでに器の中で付属のスープ類を温める。
2:麺を2分茹でる。
3:別で沸かしておいたお湯270mlでスープを作る。
4:麺を器に盛って完成。
だけなのだ!が!だが!のが!
実際にやってみてほしい。
難しくて、失敗した。
わたしが行った方法はこう。
1:鍋で(麺ゆで用の)湯を沸かす。ネギを刻む。
2:ティファール(スープ袋と器を温め用)のスイッチを入れる。
3:2のティファールが先に沸くので器に未開封のスープ袋を入れて湯を注ぎ、温める。
4:1の鍋が沸いたので、麺を投入。
わたし「Hey,siri!タイマーを2分にセットして!」
siri「タイマーを2分にセットします」 麺を茹ではじめる。
5:器の湯を捨て、スープの封を開けて、器にスープの素を入れる。ちなみに2人分なのでこの作業を、火傷しないように2回。
6:siriじゃなくてiPhone「リリリリリリ〜〜〜〜」
7:(・・・・・・・忘れてた・・・・・・・・。)
何を忘れていたのか、お気づきだろうか。
そう、スープのお湯を沸かしていない。
すっかり、忘れていた。麺はゆであがってしまった。2分なんてあっというまだった。
8:麺は固めの方が好きなので、慌てて鍋の湯を捨てる。仕方がない、スープの素が入った器に入れてしまおう。熱々の鍋に入れておくよりは麺が伸びなくていい。
濃いスープの素に麺を入れて、ティファールで湯を沸かしているのを待っている間に撮った写真がなんともシュールだ。(菜箸の色が違うのは察してほしい。ズボラなので。)
9:もう一つ言っておきたいのが、スープ用の湯は270ml×2人前必要で、ティファールは500mlと1000mlの表記しかないので500のちょっと上まで水を入れた。
まあここまではいいとして、みなさんは沸いたお湯をどうやって270ml測って入れているのか不思議に思った。わたしは(ズボラなので)目分量だが、わざわざ計量カップで測るの?温度だいぶ下がるよね?
10:麺茹で中の2分はすごく早く感じたのに、ティファールを待つ間の(おそらく)2分はすごく遅く感じた。沸いたので、目分量で器に注いだ。
11:湯を注いだら固まり始めているスープの素と麺を混ぜる。スープの素が麺に染み込んで、下の方の麺が茶色くなっていた。もうガッカリだ。
12:簡単ラーメンですら完璧に作れなかった自分にイラっとしつつ、いいネタができたと、写真を撮っとく。出来上がり。
ラーメン作りににまさかの12行程も使ってしまった。4行程で終わるはずなのに。
茹で上がった麺はザルにあげとけばイイジャンというご意見は(ズボラなので。)察して頂きたい。
もう一人でラーメン屋に行けるようになりたい。
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