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心が晴れやかになりました

今は無事にラスベガスに到着しました!!!
アジア系の航空会社だったら、だいたい何言ってるかわかるし、アジア系の雰囲気って感じ合える?から余裕かましてたんですけど、いざアメリカに着いたらてんやわんや。疲れました。

ロサンゼルスまでのフライト中、映画を3本みたんですが
その中でとってもおすすめな映画を発見!

インド映画(もちろんヒンドゥー語)を韓国語字幕で見るという修業をしましたが、それでも主人公のシュシャの奮闘ぶりに心が打たれました。

主人公のシュシャは奥ゆかしい二人の子供のお母さん。料理が得意なことを活かして、インドのおやつ的なものを近所に持っていき販売することと、家事をして穏やかな生活をしています。(多分)旦那さんはエリートで、長女はインターナショナルスクールに通っています。普段から英語が得意でないことをコンプレックスに思っていた矢先、親戚?きょうだい?の結婚式の準備も兼ねて、突然単身でNYへの長期滞在が決まります。

初めてのNYはシュシャにとって全て刺激的。インド映画の定番、歌とダンスでそれが表現されていて、とても可愛らしい人柄が伝わってきました。
このNYとの対面はSex and the Cityのオマージュの要素もあり、楽しめます。
始めシュシャは親戚と行動を共にしていますが、みんな仕事があり、日中は一人になります。そこで散歩がてら立ち寄ったコーヒーショップで店員が言っていることが分からず、ほとんど注文ができなかった上に、周囲の人とぶつかってしまい、相手の持っていたコーヒーを落として店内がはちゃめちゃになってしまいます。自分の英会話力に絶望したシュシャは、バスの広告にあった英会話学校へ電話してみます。料金は専業主婦にとっては安くはなかったですが、おやつの販売で貯めていたお金を全てつぎ込んで、意を決して学校へ。もちろん親戚には内緒で。

そこから、全てが初めての連続です。知らない土地で知らない電車に乗り、伝えられた住所を頼りに行くこと。自分と同じように英語を学びたいという人がたくさんおり、学びの楽しさを見出していきます。そして学校の授業だけでなく、仲間と楽しみながら、お互いを励ましながら、そして映画のセリフからどんな言い回しがあるのかを夢中になって学んでいくシュシャの姿は、本当に楽しそうで、見ているこっちまでわくわくします。

4週間の授業の最後には、全員が5分間スピーチのテストをすることになっていましたが、結婚式の準備でシュシャは断念せざるを得ない状況に。失意の中、結婚式が開催され、食事の前のスピーチの時間に。そこで親戚の一人が気を利かせて、シュシャへスピーチを依頼します。その場には学校の先生と、一緒に学んだ仲間も駆けつけており、出席者の前で二人への餞の言葉を伝えます。その姿は凛としていて、自信があり、自分の思いを自分の言葉で伝えられることの嬉しさもあったように感じました。

このシュシャの姿から
人は苦しい状況からこそ強い意志と目標ができ、自然とがむしゃらにやっていくこと
いくつからでも、自分に対して諦めないことが自分を強くすること
自分に課されている役割をこなしながらも、周囲の助けがあればじつげんできること
言葉の壁は大きいように思えるけれど、自分の思いを伝えたい、相手の言っていることを理解したいという気持ちが大事だということ
を学びました。

久々に心が晴れやかになる映画を見た気がします!

そして何よりシュシャ役のシュリデヴィさんが美人すぎるので目の保養にもgood!

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