アイマスエキスポの本のあとがき
IDOLM@STER M@STER EXPO DAY2にFANMADEとしてサークル参加してきました。「のんでれらな日々」「居酒屋しんでれらの舞台裏」のあとがきです
参加されているプロデューサーやファンの方の熱量がすごいイベントに参加できて楽しかったです。こちらの記事ではあとがきになります
「のんでれらな日々」「居酒屋しんでれらの舞台裏」をご購入いただきありがとうございました。
「のんでれらな日々」はAfter20に登場するのんでれらの面々を主役とした作品になっています。コミックのAfter20に一番近いなっているかなと思います。
「居酒屋しんでれら舞台裏」はAfter20で舞台となる居酒屋〈しんでれら〉で働く店員ちゃんが主人公となるスピンオフ的なお話になっています。
本作は、2019年から2022年の各12月にAfter20アドベントカレンダーとして25日毎日投稿企画として執筆した作品達でした。大きく分けると以下の3つのテーマです。
のんでれら編
居酒屋しんでれら編
酒税課の女編
これらの計100作のうち、のんでれら編61話、居酒屋しんでれら編21話を本にしています。
せっかく書きためた物があるのでいつか本にしたい、オンリーに出たいなと数年たった頃に突如現れた公式での即売会。出ない選択肢はありません。
新作を書き加えたり、よりブラッシュアップしたかったですが本としてできあがるを優先して心半ばとなりました。また今回は見送った酒税課の女編はAfter20の作中作の酒税課の女、交通課の女のストーリーを書いたもので1話で完結しないようなドラマの1シーンを切り取ったような形式になっています。ご興味があればpixivをご覧いただけると幸いです。
今回のポイント
「のんでれらな日々」は久しぶりに表紙をデザインしました。
題名は「タチコマな日々」より。
表紙の上の部分はAfter20公式のコラボ日本酒の写真からです。下のアイコン達は関連しそうなものをピックアップしてみました。上のビンのアイドルと対応させたかったですが中央はアイコンが合わず楓さん瑞樹さんの日本酒セットとなりました。カップリングみたいですね。
裏表紙のデザインはコミックに登場するデザインをオマージュしています。敢えて「アイドルマスター」とは入れません。せっかく2冊同時に作ったのでうまい具合ににしたかったのが心残りです。
「居酒屋しんでれらの舞台裏」は文字を入れただけではありますが、キーパーソンであるネコちゃんが入る絵柄を選びました。舞台裏の店員ちゃんは存在が隠れがちなので文字を薄くしてみました。紙はおまかせしましたがいい感じになっています。
各タイトルの頭についている数字は作成した年と日になっています。目次を見てお気づきになった方も多いと思いますが投稿順にはなっていません。これは最近の方が文字量が少なめであることに関連しています。
投稿当時を振り返って
当時は毎日書くためには通勤時間を駆使してスマホで書くようになったのが1番の進歩かもしれません。
話を書くにあたりネタが1番の困りごとでした。25日で4年分=100も作るにあたり、コロナで外食や旅行が制限された年は特に辛かった。After20の作者さんも同じだったかもしれません。頭を捻り続け日々。
原作After20につなげる
アイドル側と居酒屋しんでれら側で話をつなげる
1つの話を2人の視点で書く
時系列をつなげた連作にしてみる
どれだけ短く書けるか試す
などなどネタと仕掛け作りを試した良い機会でした。
After20にまだ深く知らないアイドルが出てくるたびにわくわくしたのを思い出しながら似たようなことが出来たらよいなと思っておりました。自分の力不足を実感するばかりでした。隔週連載から週刊連載に変わったのは読者としては嬉しかったですが作者サイドはさぞ大変だったことでしょう。ファミレスでどういうネタで25日投稿しようか、誰を登場させようか悩みました。
2020年の仕掛けはかなり自分では気に入っています。特にこの佐藤心さんと三船美優さんがメイド役をすることを軸にしたストーリー達
早苗さんと美優さんの2人の視点で交互に描かれる池袋のメイドカフェを舞台にした対の作品。面白くできましたし、ドラマの方も脚本書いてみたいですね。
川島さんのオムレット回、モンブラン回はデレの福岡公演が元になっていて自分でも現地参戦した旅行記になっています。
もちろん「居酒屋しんでれらの舞台裏」の方にも仕掛けがあって「2102 隠れている輝く石を見つけて」はAfter20本の「2101 川島瑞樹と香箱蟹」につながっています。
原作コミックに関連させてみたのが「1909 出発新香」のクレープシュゼット、「1913 未知との遭遇」のイカづくし、「2010 出会いと足し算と駆け引き」の小豆雑煮。裏側を描いてみたいという願望がそのままでています。
ちひろさん、はづきさん、小鳥さんといった事務員さんにも登場してもらいつつ、アイドル達にも出てきてもらって面白い感じにできたかなと自分では思っています。
もし次出すことがあればやっぱり新作を何本か入れたいです。
アイマスエキスポのレギュレーションの寛大さに感謝しながら店員ちゃん本を作れたのは最大の喜びです。
あとがきだけでめちゃくちゃな量になってしまいました。
エキスポ参加の感想は別記事で残しておきたいと思います。
ここまで読んでくださった貴方、ありがとうございました