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青森県

皆様、こんにちは。

青森県八戸市にはイベントで何回か行きました。3〜4回(うろ覚え)かな。勿論観光もあちこち行きました。愛すべき、個性的な街であります。

ストリップ劇場繋がりで、元踊り子さんが地元に帰り、八戸でイベントなど開催してた時期がありました。彼女は歌手でもあり、青森のテレビのレポーターでもあり。わたしと時代的に被っていないのですが、都内のイベント出演時に初めてお会いしてオファーを頂きました。今は八戸でお店をやっています。そんな瀬知素子氏に是非会いに行ってみて下さい。

青森は何度行っても、個性的な街で凄く楽しく寒く、美味しかった思い出です。以前も書きましたが、わたしは寒い土地が好きなんですよね。食べ物、人とのコミュニケーション、文化。

八戸市は駅から少し離れた場所に飲み屋街と屋台が密集している場所があります。屋台、そして飲み屋が本当〜〜に多い。飲み屋さんが沢山あって朝までやってるので、ラーメン、居酒屋なども勿論朝までやっています。出張の人も多く、地元の人も多い。週末は賑わう飲み屋街であります。いい宣伝になるのもあり、わたしも散々あちこちに飲みに行きました。

瀬知素子氏がテレビキャスターで有名なのもあり、衣装のまま挨拶回りしたり。わたしが出演してたのはこの屋台街のすぐ近くで、こうしてウロウロしてると飲んでるお客さんが後からごそっと来てくれたりするんですよね。地域ならでは、色々と初めての経験で面白かったなぁ。


そんな八戸市でやってるイベントがこれがまた面白いイベントで、その名も

「酔っ払いに愛を」

沢山のパフォーマーが出たりアートがあったり、小さな飲み屋さんのあちこちが舞台となります。しかも3日間、昼間から開催されます。お客さんはあちこち観ながら飲みながらハシゴが出来る訳です。スポンサーもいるし出演者スタッフ共人数も多いし、毎年やってる市では大きなイベントです。

そんなイベントにパフォーマンスで呼ばれたのですが、このイベントでは瀬知素子氏が歌と演出、わたしが踊り、と言う環境でした。

そして青森県は作家:寺山修司wiki の故郷であります。

この時の演出は青森を舞台にした娼婦の物語。1曲目は浅川マキwiki の「朝日楼」。ぴったりな曲ですよね。別名「朝日のあたる家」。

浅川マキは以前、寺山修司と舞台をやっているのです。

2曲目は短くインストの曲が入り、3曲目は同じく浅川マキのかもめ。この曲の作詞は寺山修司が書いています。

こういうのって、踊る人もいるし何をするのかは踊り手の個性が出ると思います。しかも振り付けなどありません。こういったストーリーがあって曲がスローはどうしたかと言うと、わたしは半分演じて半分踊りました。しかも観てる方はみんな浅川マキも寺山修司も勿論曲も知ってる。苦戦しましたが、結果沢山の方に賛辞を頂けました。

横で歌う瀬知素子氏。また彼女の歌が上手いんですね、これが。

こういった形でのパフォーマンスは、後にも先にもここでのみでしたが非常にやり甲斐がありました。

青森の落語家、大地球さんも交えて他のイベントに出たりラジオに出たり。

3回目?の青森では、元遊郭であり現在は旅館の、新むつ旅館でのイベントで踊らせて頂きました。これも面白かったー。ステージがないので、空中回廊を使わせて頂きました。元遊郭で花魁で踊るなんて、そうそう出来ません。とてもいい経験をさせて頂きました。

地元の新聞にも載りました。余談ですが、この旅館は今でも機能していて、さほど高くなくて女将さんの美味しい食事がたらふく食べられます。夜はわたしたちも泊まりましたが、食事が山盛りでとても絶品でした。

その足で三沢まで行って踊って来たり、空いた日にはみんなで恐山に行ったり(お勧めです)、八甲田山に行ったり、温泉に行ったり。何回かの青森は、とても満喫したけどまた行きたいなーといつ行っても思うのでした。

寺山修司記念館。ショーにスタッフが観に来てくれ、後からお邪魔して参りました。館内の写真撮影は禁止です(知りませんでした…)が、とてもユニークな作り。お好きな方は是非行って見て下さい。寺山修司記念館周辺の景色も絶景ですよ。

青森県の大間、下北郡の町。下北半島の先端に位置し、本州最北端の自治体です。この日は天候が荒れていて、真っ直ぐ歩けない程。突風と寒さで凄まじい景色でした。天気は悪かったけど、北海道が見えましたよ。

何でしょう。個性的でユニークなイベントの数々と、大自然、観光スポット、人柄、そして海辺であり食べ物は絶品の青森。それまで日本で一番好きな場所は北海道でしたが、青森が抜いたと思います。

この他にも飲み屋街のオープニングイベントで踊ったり。

青森県八戸市、独特のイベントに沢山出演させて頂きました。もう仕事で行く事はないと思いますが、思い出いっぱいです。

日本の各地には思い出いっぱい。

また近々お会いしましょう🌹

©2010-2019 Maico Tsubaki

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Maico Tsubaki
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