皆様、こんにちは。
わたしは今まで、インドネシア、アメリカロサンゼルスに行きましたが、どちらもあまり楽しかった思い出がありませんでした。
3年まえのパリでショーをやった時が初めてのヨーロッパでした。友達も一緒だったし、せっかくならあちこち少し回ろう、となって行ったのがパリ・ベルリン・スペイン。初のヨーロッパ、沢山の刺激とカルチャーショックを受け、その時にヨーロッパに引っ越そうと思いました。長年引っ越そうとは思っていましたが、何処の国がいいのか自分でもわかりませんでした。
20代前半の時に、日本とオーストリアのレズビアンのカップルと仲が良くていつも一緒に遊んでたんですが、オーストラリアの子がまいこは海外行った方がいいよーと言ってて、その内みんなで行こうとなっていたけど時期もタイミングも合わず。わたしの若い時はタイミングもそんなになかったと思います。でもやっぱり20代で来たかったと常々。
さて。パリは仕事だったしバタバタしていたので街を楽しむ余裕と時間がありませんでしたが、ベルリンは仕事もないし時期は最高だったし完全にホリデー。
しかも新緑の眩しい、と言う言葉がぴったりな6月。湿気がなくカラッと晴れてるけど暑くない、寒くない(朝晩は冷える)。
ベルリンは、わたしの日本人の友達が多く住んでいて、久しぶりに会うのも楽しみでした。ベルリンと言えば巨大クラブカルチャー。しかもテクノの聖地です。わたしはクラブシーンではテクノが好きなのと、この時タイミングよく友達のDJがプレイする日が連日あったりで行ったクラブは3件。クラブカルチャーはまた別の時に書きますが、これはわたしにとってかなりのカルチャーショックでした。
想像してたよりも遥かに大きいクラブシーン、テクノ人口とクラブの数。
そもそもドイツは色々大きいので、「大きい」と言う事が好きなわたしは色々ツボだったりします。
まず安いのに家が大きい。パリは高くて凄く狭い。東京より狭いです。
わたしが泊まった友達は昔からこの部屋を借りてて、家賃は当時のままでこの広さ、天井の高さ。部屋は3つ、それにキッチン、お風呂、トイレ。素晴らしく快適でした。
猫との遭遇率が高いわたし。
今現在は移民問題もあり家賃が上がってて探すのも大変と聞いています、ベルリン。1度住んでみたいなー。
土地もかなり大きい。
これはベルリンから車で2時間位行った所にある湖。絶好のお天気でした。
あとは人が大きいです、凄く。わたしの友達は180㎝あって、身長高いねと言ったら僕はドイツでは普通だよ。と言ってた意味がよく分かりました。2m位の男女も普通に沢山います。
ドイツに行って、アジア人とヨーロッパ人の体格の差、違いなど改めて目の当たりにしました。日本人は小さくて華奢、全体的に若く見えるのでより子供に見える。
ベルリンの壁もしっかり。
美味しい食事にはありつけなかったけど、ベルリンで沢山の刺激を受けて飛んだのはバルセロナ。
バルセロナ滞在はたったの3日でしたが、ベルリンで一人、そしてバルセロナで5人の友達と合流し、さらにはイギリスに住んでる友達も来て大賑わいでした。これは楽しかったです。
バルセロナは毎年ソナーと言う巨大なテクノイベントをやっているのですが、これに行きたかったけどわたしだけ帰る日が早く、一人泣く泣く帰りましたがバルセロナもそれなりに堪能しました。
バルセロナでは建築物の違いに圧倒されましたね。パリともベルリンとも違う独特の雰囲気。勿論人の雰囲気や姿も違うし、何もかもが衝撃でした。
あとは以前も書きましたが、日の長さが圧倒的に長い、陽気がいい。
この時ヨーロッパに来てなかったら、わたしは今引っ越してなかったと思います。そしてこの時パリのイベントで仲良くなったパリジェンヌ、今ではパリで一番親しい友達となりました。だいぶ若い事を後から知ってびっくりしましたが、一人で違う国にやって来て色々やろうとするあなたを尊敬する、と言われ沢山の事を助けてくれました。
人をリスペクトする。これは人と関わる上でとても大事な事です。
この人と好きな物が違うからこの人とは付き合わない、ではなく好きな物が違うその人の性格を知った(理解した)上で付き合う。同調する必要がないしそもそも要らない。わたしはこのスタンスが好きです。
ヨーロッパの人は日本人とまた違う教育を受け、文化を持ち、感覚も時には全く違う。あとは若いうちから精神的に自立した人が多い。
そういった多くの違いもいいカルチャーショックの一つでした。
テンペルホーフ空港(使われていない)を案内してくれた友達夫婦。快晴かつ広い。
いい刺激やカルチャーショックなどは自分を育てます。
いつまでもそういった刺激を得たいものです。
また近々お会いしましょう🌹