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先の見えないフランス

皆さん、こんにちは。
久しぶりにnoteに向かっております。

多忙な毎日を送り、気が付いたら早10月。
時間が過ぎるのは何故こうも早いのでしょうか。

さて、日本のコロナ状況はだいぶ緩和されたと聞きました。パリから見ると感染者が少ないのも非常に羨ましい状況です。

フランス・パリはと言うとロックダウン以前よりも感染者が跳ね上がり、政府はこれからどう対応していくのだろうか・・と思っていたら、なんと先日から2回目のロックダウンに入ってしまいました。あははは。

コロナが引き金で、長年パリに住んでいたけど家族揃って日本に帰ります、と言う方もちらほら見かけました。それだけ影響が大きかったと言う事ですよね。コロナが落ち着いてもすぐに経済は回復しないでしょうし。


コロナ後、パリ(フランス)の治安は悪化しておりテロ・傷害・殺人、そしてパリで有名なスリももっと増えていたかと思います。
そんな中2度目のロックダウン。そしてこんな不安定な時期なのにテロの可能性がガクッと上がって来てしまったパリ(フランス)。
興味のある方は下記のニュースをご覧になってみて下さい。

わたしの周囲の韓国人、長く住んでいてこのまま住み続ける予定の日本人達からはコロナよりもテロの心配をしている方がはるかに多かったです。
そんなわたしも、出掛けるときは必ずコートのポケットに防犯スプレーを忍ばせておりました。

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ロックダウンもひとまず12月1日までですが、クリスマス時期を除いて確実に長引く筈。
ロックダウンの日には、ロックダウン反対デモで荒れていたパリ。反対しても仕方ないじゃないの(感染者上がるしさ)、ここで収めて経済回復しようよ、と思うのはわたしが日本人だから。
我慢が日常的にある日本人、我慢が日常にないヨーロッパの人々。
根本的に考え方が大きく違うので、デモが起きても仕方ないんですよね。
理解は出来ますが、尊重は出来ない(笑)。
しかしフランスはやはり、良くも悪くもフランス革命の国ですね。

そんな中、10月〜11月は毎週末仕事が入っていましたが全て流れてしました。動き出そうとしていた状況で2度目のロックダウンは、正直厳しいものがあり、作った衣装、取ってあった飛行機や電車のチケット(日本と違ってすぐに返金されません)、電車に至っては返金ナシ。泣ける。

フランス在住のアーティストの友人に聞いた所、4月までのイベント仕事が全て流れたそうです。感染者が特に多いフランスは、しばらく先が見えないでしょうね。

国によって差はあるものの、感染者の多いヨーロッパ全土のイベント業界、パフォーマーなどは大きな痛手を負っています。

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流れてしまったハンブルグ公演のポスター😭

ヨーロッパ全体の先行きが全く見えず、治安し悪化して来ている今の状況。そりゃ帰る場所があるなら、帰国する人が増えるのはわかる気がします。

そんなわたしも、時期を見て日本へ帰国します。
日本でどうしても受けたいお仕事を頂いたのがきっかけですが、今回の帰国のタイミングでフランスを引き払って行きます。またヨーロッパに戻ってきますが、その時はドイツへ引っ越す時。
勿論、しっかり検査をして空港でも検査をし、2週間の自粛をした後に動き出したいと思います。

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楽しみにしていたドイツはベルリン・ハンブルグ・フランクフルト。

流れたお陰、と言っては何ですが、どうしよう!とパニクってたオーガナイザーとあれこれ話して、一部のドイツ関係者とはいい関係性が出来ました。

今年は色々なくなった分、来年からしばらく忙しくなりそうな予感しかありません。一瞬凹むんだけど、どうしようもなくなると笑ってしまうわたし。
考えても仕方ないので、前に進む以外の道はありません。


また近々お会いしましょう🌹


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Maico Tsubaki
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