香りへのこだわりと美学
皆様、こんにちは。
わたしはあれこれとこだわりがしっかりとあるのですが、その中でも香りは大事にしてる内の一つです。何故だかわかりませんが元々鼻がよく、以前は料理に入ってるものなどにも敏感でした。今も敏感ですが、以前よりは敏感ではなくなったと思います(あまり気にしない様にしてる)。
ただ、柔軟剤やスキンケア用品などの香りが物凄く苦手。柔軟剤は無臭(もしくは使わない)、スキンケア用品も無臭の物を使っています。シャンプーだけは硬水対応かつ機能性を重視してるので仕方がないのですが、今愛用してるのは香りもさほど強くなく優秀であります。
(サイトはフランス語ですが日本でも売っています)
あとは…これは説明が難しいのですが体臭と香水が合ってない人の、香水が非常に苦手。人間誰もが体臭があるのですが、自分の体臭を知らない人が多いかと思います。体臭に合わない香水を付けると香水だけ浮いてしまって強烈な香水の匂いになるんですよね。つけ過ぎ、つけ方を知らないと言うのも勿論あるかとは思いますが、香水を付けてるのに分離してると言うか、なんと言いましょうか。そして個性にあってない香水も然り。
Photo: Eric Martin
美輪明宏さんの舞台って、香りの演出があるんです。幕が上がると薫る演出と言うのでしょうか。強い匂いですが五感の3つを使う訳ですから、観てる人を異次元に引き込みますよね。とても素敵な演出だと思います。
わたしは、と言うと13年位同じ香水を使っています。浮気せず、ただただ一途に。と言うのも、以前は違う香水を一途に使っていましたが(確かGUCCIだったはず)廃盤になってしまい、香水専門店に行きました。お店のマダムと話をし、マダムの紹介で今の香水を気に入り今に至ります。一目惚れ、ではないけど一嗅ぎ惚れ?(笑) 自分の個性に合ってる、香りが以前のと少しだけ似ている。そして今に至ります。
この香水、非常〜〜に評判がいいのですが、同じのを買って女性にプレゼントした方に香りが違う、と言われました。違う人がつける訳ですから、香りも勿論変わります。わたしが嗅いだ訳ではないので合ってるかどうかはわかりませんが、香水はその方の体臭と混じって様々な香りになります。なので違った香り、になってしまったのでしょう。
Photo : Oliver Lins
差はあると思うけど体臭は年齢によって変わっていきます。
現在、わたしは仕事や大事な人と会う時以外ではあまりつけなくなりましたが、今もまだ自分の体臭とは合ってると思います。これが廃盤になったら泣くけど(笑)。
ここはフランス、香水の国。
体臭のきつ〜〜い方もいれば、香水を浴びた様な方もいます。わたしも普段はあまり気にしなくなりました。日本でつけていた制汗剤も使わなくなり(日本のデオドラントスプレーは脇の下の毛穴に入り込んで停滞する事によって黒ずんだりする原因になってしまうそうです)、ショーの時以外はいたって自然体の香りで過ごしています。
とは言え、夏は別。クーラーがないので汗もかくしベトベトになります。
そこで夏に愛用していたのがこちら。リンクは日本のだけど、日本のとは成分違うのかな? 日本のサイトとフランスのサイトで書いてある事が違いました。その辺は調べていませんが、肌にも体にも優しい天然消臭剤です(フランスではヴィーガン製品)。
今年ももうすぐ夏がやってきますね。
去年は実際暑く、長く住んでる方に聞いた所猛暑の年だったそうです。夏の汗をかいた時に香水はつけたくないものです。体臭+汗+香水…あまり想像したくない…でも日本はあちこちでクーラーが効いてるし、香水をつけていても悪臭にはなりませんでした。
香りの印象はとても大きいと思っています。
好きだった人の香りって、鼻が覚えていませんか? もしくは好きな場所、好きな食べ物の香り。嗅いだだけでその情景を瞬時に思い出させるって凄い事だなと思います。
Photo : Oliver Lins
五感の一つであり、色気の一つである臭覚。
香りは色気に直結します。
あなたはどんな香りを纏っていますか?
また近々お会いしましょう🌹
©2010-2019 Maico Tsubaki