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読書の効能
しばらくアウトプットを全然せず、ひたすらインプットをしまくる生活をしてみた。というか、そうなっていた。
独身の頃は日記とか書くのが結構好きで内省時間をたっぷりとっていたけど、家族をもつとプライバシーゼロなかんじになって、日記とか、noteだとか、自分の中身を吐き出すことが難しく感じる。
まずそんな時間がなかなかとれないし、家族がいるところでパソコンに向かってカタカタ打ち込んでると、一体何してるの?って思われそうだし、覗かれそうだし、(いや、正直に言えばいいんだけどなんか恥ずかしい。バレたくない)
紙にかくと物的証拠が残ることが恐ろしい。(一体何を書くつもりなんだ?)
もしこのまま倒れてもしものことがあったらこんなこと書き残されたら家族は混乱を招きそうだ・・・とか考えると正直な気持ちを書き出すことができない。
で、アウトプットすることがなくなってきていた。
で、インプットはとにかく読書を沢山するようになった。
きっかけは、よく聞いていた地元ラジオで樺沢紫苑さんの本を紹介していて気になって読んでみたんだけど
(確か一番初めに読んだのは、読んだら忘れない読書術という本)
そこから読書の必要性と読書する楽しさにハマっていって、樺沢紫苑さんのyoutubeを見てたら勝間和代さんがおススメに上がるようになってきて勝間さんの存在を知って、そこでも読書の重要性を感じてそれから読書をかなりするようになった。
で、読書を沢山するようになって3,4年くらいは経ったと思うけど、とにかく読書の効能ってすごい。
まず、実感するのは視座が高くなった。
視座が高くなったことで、人の悩みとかにも答えられるようになった。
今までは共感したり話を聞くことくらいしか出来なかったけど、悩みを聞いていると問題点とかどうしたらいいんじゃないか、とかそういった点にも気が付くようになった。
時と場合によって、相手がアドバイスなんて求めてない場合もあるから聞かれない限り言わないようにしているけど。
次に、日常において。
業者の人とのやりとりだとか、病院で医者とのやりとりだとか、子供の学校の先生とのやりとりだとか、ママ友とのやり取りだとか、とにかく日常的に発生する親しい関係性ではない人とのやりとりにおいて、相手の説明力が不十分だったりこちらの質問力も低かったりで上手にかみ合わなかったり、後になって疑問点が出てきたり、ああ言えばよかったとか、そういったことが今までは多々あって、人と関わることにものすごく疲れていたけれど、やりとりがスムーズにいくようになって、人と関わるのが少し楽しく思えてきた。
おそらく会話の聞き方も要点をまとめて聞けるようになったのと、自分の言いたいこともまとめられるようになったんだんだと思う。
そして、行動面では、大きな決心や勢いが必要な事がらでも今までは勢いだけで飛び込んでいたけれど、これとこれが身につくかもしれないからやってみよう、とか、物事を論理的に考えることができるようになった気がする。
そうすることで勢いだけではなく必要性とかを考えられるからこそ簡単に行動に移せるようになってきて、それは読書によって様々な知識がついたからからかもしれない。
自分ひとりでは経験しきれないことを読書によって人が経験したことを取り入れることが出来るから、様々な人の経験や知恵を2千円程度で手に入れることが出来るなんて、安いと思う。
やっぱり知らないって罪深いなと思う。
知らないことで損してることとかもったいないことって多いから、特にお金についてなんて学校では習ってこないから自分から学ぶべきだと思った。
ダイエットや禁酒なんかもそう。
肥満で不健康な食生活を送ることの怖さやアルコールの怖さをしっかりと腹落ちするまで学んでから取り組むと、成功しやすいんじゃないかなと思う。