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人生はうまくいかないからこそ、面白いのかも
三度も臨死体験をしたことのある木内鶴彦さんという方をご存知でしょうか。
その木内さんのお話がとても興味深かったのでご紹介します。
一度、魂が肉体を離れて、またこの世界に戻ってこられたとき、木内さんが真っ先に思ったことは何か?
今度死ぬときは、絶対に後悔したくない。
たとえ苦労が多くても、お金が儲からなくても、本当に自分がやりたいと思えることをしよう。
と思ったそうです。
そして、この世界には制限があるからこそ、自分の能力を最大限に引き出す必要がある。
それこそが人生の面白さであり、喜びとなるのだそうです。
死後の世界は、時間や空間という感覚がないので、木内さんはたった30分歩ほどの臨死体験中に、さまざまな過去未来を見てきたそうです。
宇宙のはじまりまで遡って見に行った木内さんは、それを見た瞬間、宇宙は自分自身だと悟ったそうです。
何の制限もない死後の世界。
時間や空間も飛びこえて、思ったらすぐに行きたい場所に行けて、見たい景色が見れる自由自在の世界。
意識だけの世界は、すべてが自分であるという万能感があり、とても満たされている感覚なのだそうです。
でも、それは同時にとても退屈な世界だったのだそう。
なかなか思い通りにいかない。
時間や空間に制限がある。
苦労が絶えない…
そういう経験こそが、人生の面白さや充実感に繋がるのかもしれませんね。
確かに、私たちの記憶や思い出に強烈に残るのは、スルッと簡単にうまくいったことや、楽しかったことよりも、大変だったこと、苦労したことではないでしょうか?
それが人生のかけがえのない思い出となり、いつしか、「あのときは大変だったよね〜」と笑って話せるようになるのです。
私たちが、この地球に生まれたのは、制限のある世界で、あえて「苦労」というものを楽しむためなのかもしれませんね。
人生には、たくさん壁や障害が現れるからこそ、それをどう乗り越えるか試行錯誤したり、突破できたときに大きな喜びを感じられるものです。
考えてみれば、敵や障害物がいっさい現れず、ただまっすぐ進むだけで安全にゴールできるロールプレイングゲームをやりたいと思う人はいませんよね。
人生は山あり谷ありだからおもしろい。
もちろん無駄な苦労する必要はありませんが、自分の魂が成長するための試練ならウェルカムだなと私は思います。
うまくいかないと行き詰まったときは、
「これこそが人生の醍醐味だよね」
「これだから人生は面白い」
そんなふうに思うようにしてみてくださいね。
最近の私はというと…やりたいことがたくさんあるのに、ちっとも肉体がそれについていってくれないという「制限」を味わっております。
東京は、まだまだ残暑厳しく、永遠に最高気温35℃の日々がつづくのではと恐ろしくなりますが…
それでも、今日も呼吸して、心臓も動いて、目も見えて、耳も聞こえてる。
ここに生きている自分ってすごいな。奇跡だな。
そんなことを感じています。
今日も共に頑張って生き抜きましたね。お疲れさまです。