いったん手放してみることも、前向きな未来への選択になる。
なんとなく違和感を感じているのに、
これまで長くつづけてきたから、
ここまでせっかく頑張ったのだから、
今ここで手放すなんてもったいない・・・
そう思うことってありますよね。
でも、その「なんとなくの違和感」という直感は侮れないもので。
その感覚は
「もう、今のあなたには必要ないよ」
「もう変化したあなたにはふさわしくないよ」
「無理して頑張って執着しているんじゃない?」
そんなふうに
「本来のあなたらしさからズレているよ」
と、サインを送ってくれているのかもしれません。
常に向上心をもって成長していきたいと願う頑張り屋さんなあなたは、
一旦やめてみる。
手放してみる。
お休みしてみる。
その選択をすることは、とても怖いことかもしれません。
ここで立ち止まったら、もう前に進めないんじゃないか?
わたしには何もなくなってしまうんじゃないか?
後退してしまうんじゃないか?
そんな後ろ向きの選択のように思えてしまうから。
でもけっしてそんなことはありません。
一旦手放すことは、自分のなかに空白をつくってあげること。
自分の心に、考えたり感じたりする余白をつくってあげることです。
その余白ができることで、
「あれ?わたしが本当にやりたかったことってこっちじゃない?」
と自分の本当の思いや願いに気づくことができたり、
いったん手放してみたものの、
「やっぱりわたしはこれが好きなんだ!」
と気づいて、新たな気持ちでこれまでのことに取り組めたりするのです。
わたしにとっては、「文章を書くこと」がまさにそれでした。
ビジネスのための発信に疲れてしまって、もう何もかもしんどくなって。
2020年のコロナ禍をきっかけに、数年間やってきたセラピストや講師の仕事も、ブログでの発信も、いったんすべてを手放しました。
3年くらいただの主婦として、生きることを楽しみました。
そのころ住んでいた北海道の大自然を満喫しようと、夏はキャンプ旅や登山、冬はスノーボードに明け暮れていました。
だけどあるとき、ただ楽しく生きてるだけじゃ物足りなくなってきました。
「わたし、やっぱり文章書きたいんだ。」
「本を書きたいんだ。」
「言葉をとおして自己表現したいんだ。」
「発信でお金を稼げるようになりたい。」
心の奥底からそんな声が聞こえてきたんです。
一旦すべてを手放して時間のゆとり、心のゆとり、考えるゆとり・・・
余白をつくったからこそ聞こえてきた声だと思います。
そんな自分の本音に気づくことができたからこそ、わたしは2023年から本気でnoteでの発信に取り組み始めることができました。
そしてこうして今。
発信をライフワークにすることができています。
だからあなたも大丈夫!
今いったんお休みすることも、何かを手放してみることも、すべてはあなたにとって最高の未来を手にするための前向きな選択。
立ちどまっている時間は、たとえ目に見える変化がなかったとしても、意識下では大きく変化することができる貴重な時間です。
安心して、手放してみてくださいね。
思いきって手放してみると、思いがけず大きなギフトが舞いこむものですよ。
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