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私がワーホリに行きたかった4つの理由【バンクーバー島🇨🇦】

前回の記事ですがダラダラと長〜くなってしまったのにも関わらず、読んでくれたり反応くれたりと、とても嬉しかったです。需要のあるなしはわかりませんが、誰かに届いてればなと思います!

今回は”そもそもワーホリの目的ってなんだったの?”というテーマで、またつらつらと書き記せたらと思います。

<私の自己紹介>
元々新卒で航空業界で働いており、空港での業務経験・国内外への旅生活・コロナ渦における他業界への出向の中で”世界の広さや自分の無知さ・若さ”を実感。「しない後悔よりする後悔!ヘルシーに生きることにフォーカスしたい!」という思いから、学生時代からの憧れだった海外生活をトライアル的に1年することに決めて退職。
つい最近までカナダのバンクーバーアイランドでワーホリを経験。たっぷりある自分時間の中で英語・文化の違い・メンタル維持など色々なことと格闘しながら日々生きていました。20代アラサー、人生の実験中!


まとめ


カナダでやりたかったことを1枚にしてみるとこのような感じでしょうか。帰ってきた今、これら当初の目的を眺めてみて「視野が広くなって帰ってこれたなぁ」と思えたのでまずは1段階クリアしたのではないでしょうか。

理由①:移住や移民への興味


生まれてこのかた、関東を出ることなく大きな引越しなどの経験もなし。それも一つの要素になって、「全く違うライフスタイルをしたら」という空想をするうちにいつの間にか自分の中での大きな興味分野になっていました。

生粋の東京シティーガールではない私であっても、都市近郊に住んでいる以上何をするにも便利で、常に周りに人がいる忙しない時の流れが当たり前になっていました。休んでいても休まる気がしなかったり、時には生きづらいとさえ感じたこともあります。
そんな時に「これかもしれない」とピンときたのが「移住」というキーワード。出向期間中に試した地方でのワーケーションの居心地の良さとメンタルへの効果が思っていたより大きくて、自分の暫定生涯テーマである“ヘルシーに生きる“の体現に一歩近づくことが出来るかなと思いました。

だんだんと旅に対しても”旅行”というよりも”現地視察”みたいな目線で行くことが多くなってきて、いっそこのタイミングで1年という少し長めな滞在期間を確保したいと思ったのです。

コロナをきっかけに地方移住もキーワードとしてよく聞くようにもなっていましたし、空港でもたくさんの海外移民したお客さまと対峙することもあってぼんやりとイメージはあったのですが、実際どんな大変さやメリットデメリットがあるのかを知りたいと感じていました。

理由②:海外のスタンダードを知りたい


旅はたくさんしてきたものの、やっぱりいつも”お客さん”として違う国にいる感覚が残る。沢山歓迎はしてもらえるのはもちろん嬉しいけれど、主にその国々の表面に触れているうちに帰るというのが基本。
もちろん、文化の違いを感じて楽しむことは旅でも出来る。ただもっともっとリアルを知りたいという欲求が強かったのです。

例えば、
どんなコミュニケーションやサービスが良しとされているんだっけ?
日本では当たり前にしているけど、逆にNGとされている行動や言動は?
キャリアや人生のプランに対しての価値観は?
違う国から見た日本のイメージや評価は?

これまでの環境の外に身を置くことで、この感覚を頭だけでの理解じゃなくて、肌で感じたかった。それは過ごし方次第で変わると思うし、期間だけを理由にすべきではないと思うけれども、私にとっては時間を確保することで生活レベルに落とし込むことで徐々に理解を深めることが出来たと思っています。これは前職の空港で働いていた時からずっと思っていました。

国際線で働いていたので日常的に海外からいらっしゃるお客さまと関わることは多かったけれども、やり取りをする中で”これで満足してもらえてるのかわからない”感がずっと残っていました。色んなバックグラウンドを持つ同僚たちから、国民性の違いとか文化の違いとかサービスに活かせる知識をもらえる環境だったから沢山参考にさせてもらっていたけれども、自分の体感経験が乏しいから手探りという感じだった。
そういえば私全然外の世界を知らないな〜って。
帰ってきた今、説明だけでは表現しづらいこの感覚を自分の中にインプット出来たことにすごく充足感があります。

理由③:英語の苦手意識克服


これは長い長い道のりですね。笑
大学受験で火がついた英語の勉強ですが、大学入学以降なかなか身が入らなくてモヤモヤしていました。好きだけど、机の上での勉強から逃げてしまう。あるあるですし、それくらいの熱量だったのも事実で、甘えです。笑

「英語圏の国に行ったら英語が出来るようになるだろう!」とは思ってませんでした。留学なしでも英語は出来るようになると思うし、結局は過ごし方次第、それは間違いないと思います。
でも、話すチャンス(強制的含む)が無限にある環境に身を置くことで間違いなく英語での生活が日常になるので、そこに対してはワクワクした気持ちがありました。

正直、まだまだ、道のりは長いです。
私の今の目標は①ネイティブレベル複数人(4人くらい)との会話がもっと楽しめるようになること②ビジネスで使えるレベルに上げることだから、
自分の英語はレベルもまだ低いと思うし、文法のミスなんてありまくり、時には意味が伝わりづらかったりやっぱりスピードが早くて聞き取れないことはある。

だけど、話すこと聞くこと触れることがとっても楽しいって思えるようになった。なんとしても伝えてやるって気持ちが強くなった。笑
一時期、日本で勉強しててもカナダにいても嫌になることなんていっぱいあったけどね。

自分のペースで、次の目標を決めて引き続きやって行こうと思います!

理由④:自分のペースを取り戻す


最初の項目でも触れましたが、これまでの生活では忙しなくてノンストップで色んなことをやってきたし、色んな人やモノに出会ってきた。
それは幸せなことだけど、ヨガを本格的にやるうちにもっと自分の心の声をしっかり聞けるようになりたいと思うようになった。やっぱり同じ環境にずっといると視野が狭くなってしまうな、と社外出向ですごく痛感して「自分に必要なもの」をクリアにするために、やらずにいたことに踏み出して、もっと色んな価値観を知るべきだなってふと思ったんです。

諸行無常という言葉がありますが、人生は儚くて時間の流れもあっという間です。変わらないものなんてなくて、そうやって変わりうる外部環境に依存する幸せはすごく脆いなと思う。だから、自分で何が自分を幸せにしてあげられるのかをすごく真剣に考えたいと思ったんです。

そりゃもちろん、いろいろなことが上手くいっている時、自分の調子も良いし幸せだと思う。でも、何が起きるかわからない人生だから、自分でコントロール出来ることものの範囲を知っておきたい。そしてどんな時も私らしくいようと頑張れる方法を知っておきたいなと。

結構流れに身を任せるのも時にはいいことだし、そうやってきたりもした。判断することは、時に何かを失うことにもなるから正直怖いけれどもっと自分の人生に責任を持たないとなとも思った。
そんなわけで一旦、ガラッとリセットをして、自分で進み方を見極める期間を作りたかったのです。

以上です。

このように、目的がなんというか一言で言い切れるものじゃなかったので、出国前に「何しに行くの?」と聞かれても伝えるのが難しいなあと思っていました。自分のためにも、改めてこの機会になんで行ったのだっけと振り返れてよかったです。

実際にこの1年数ヶ月を通して、色んな人の人生のあり方に触れました。人それぞれが、色んなことを感じて色んな気持ちを抱えて選んできた道のりの話を聞いて本当に正解がないなと思うばかり。

私も今こうして日本に帰ってきて、今でも自分の決断がこの先にどうつながるかって正直わからない。でも、どうなったとしてもきっとこれまでやってきたように何度も軌道修正をしていけるんじゃないかなというそんな気持ちです。周りの声や目線を気にしすぎない、自分が良い・好きと思うことを大切にする。心と体を健康に、笑っていれたらなと思います!

読んでいただき、ありがとうございました😸


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