復活アベレージゴルファーの目標
私は2008年12月に勉強の為に渡英した。それから慣れない海外生活に四苦八苦すると共に仕事に明け暮れ、気が付けば早10年が経っていた。
2019年、友達に誘われて近所のゴルフクラブに入会した(が彼は駐在の期間が分からないという事になり、結局私だけが入会した)。それ程ゴルフ熱が再開していた訳でもないが、友人に誘われないとゴルフをするきっかけも無く、いい機会なのでゴルフをやってみる事にした。しかし、その時も仕事が忙しかった為、思うようにプレイする時間が持てなかった。そして2020年にロックダウンになった。そもそも入会した時からほぼプレイする時間がなかったので、退会した。でもその時にゴルフクラブにいる女性会員と何度かラウンドをする機会があったりして、「イギリスのゴルフソサエティってこういうもんなんだ」という薄っすらとしたゴルフソサエティデビューを果たす事になった。ただ、その経験は本当に薄っすらとした経験でしかなかった事に、その後気が付く事になる。
2021年にロンドンの西の端に住まいを移した。東京で言えば八王子(BJ Foxという英国人で日本で活動しているスタンダップコメディアンが私の居場所をそう形容していた笑)。
そして2023年に前述の神様が降りてきた衝撃により突き動かされるように近所のゴルフクラブを探した。私のゴルフクラブの紹介はまた別の機会にしたいが、今はそのクラブで主にメンバー達とゴルフを楽しんでいる。
私のクラブはとてもフレンドリーなクラブだが、それでも最初は「私に馴染んでもらう」という事が必要だった。フレンドリーといいつつも、やはりコミュニティ・ソサエティはある程度クローズドな世界だ。「この人とプレイしたら楽しい」「礼儀正しくて付き合っていくのに気持ちがいい」と最初に思ってもらえたら、その後の関係性はとてもスムーズになる。
どこの組織に所属する場合も、「最初に信頼を得られれば後は多少失敗しても、挽回が利くので最初が肝心!」というのが私の持論だ。仕事でもそれは本当に気をつけてやってきた。ゴルフクラブでも同様で、最初は比較的様子を見つつ、自分自身をじわ~っとその組織の色に馴染ませる。最初からガンガン自分を出していって理解を得るスタイルもあるかもしれないが、私はその方法は結構リスクが高くて効率が悪いと思っている。
最初の段階は、仕事はいつもより頑張る、だけど自己主張はホドホドに。人間関係は頑張らない、じわ~っと馴染ませる。これが私の鉄則。色々な人を見てきたが、この逆をやってしまう人って結構多い。試用期間中に権利だからと無頓着に休暇申請をして、かつ同僚に対して「自分出し」を頑張ってしまうパターン。これだと、結構後が大変で、理解してもらうのに時間がかかるんじゃないかなと思っている。最初に「この人安全な人だ」と思ってもらえれば、「自分出し」なんて後からいくらだってできる。
ゴルフソサエティでも同様で、「良い仲間である」というスタンスを示す事、私の人柄をきちんと認識してもらえるようにと務めた。だから、ゴルフのプレイが多少ダメでもそれは2の次。
自分のゴルフを追求するのは、仲間として認められてからでも遅くはないと思いながら入会1年目は過ごす事にした。
2024年目は2年目になるので、そろそろゴルフの質を上げるようにしたいと思いつつ、もう冬場に突入。なかなかハンディキャップを縮めるのが厳しい季節になってきた。とはいうものの、ゴルファーとは少しでも上達してハンディを縮めたいという思う健気な存在である。私もその一人。
復活アベレージゴルファーからいつかはシングルを目指したい。そして地域大会に出場し、地域のSQUAD の中にいつか入れたらいいなと思う。
イギリス女子たちはキツイので大丈夫かな~と思いつつ、夢は大きく。
アスリートゴルファーとしての夢は以上の通りだが、楽しむ方のゴルフもしっかり追求したい。日本・イギリス、ヨーロッパのゴルフ場も経験したいなーと夢は大きく。
そして世界中のゴルフ好きと繋がって、よいコミュニティーに入ったり、自分が作っていけたらいいなあと思う。夢は大きく!!