シュクメルリ
前回、エクストリームな飯は無いと言ったな
あれは嘘だ
会やる時のメニューとかに比べるとそこまでエクストリームでは無いけれどやっていく
バズってたし食べに行ったら体験で、脳が破損しているので作った
まずはこれです。狂っているでしょう。500グラムある
本当は国産かスペイン産のニンニクをひと房使おうと思ってたらこれを目撃して脳がブチ切れた
こいつを鍋にぶち込んだら牛乳、生クリームを浸るくらいに流し込む
浸るってか被ってるな
まあいいや
この料理工程自体は大して難しくなく、じゃあ何がやばいんだよと言うと料理コンセプトそのものがやばい
このにんにくを中弱火というか、沸かない程度のニュアンスでじっくり柔らかくなるまで煮る。まだ塩は入れない
この間に鶏肉を焼く
聖典によると鶏肉に重しをして、表面がカリカリになるまで焼くとあるのでとりあえずやっていく
カリカリになった鶏は好きで、ソースがカリカリの肉地に吸い込まれカリカリとしなしなの狭間でハメコン食らうような状態もまた好きなのでこの工程は永パを作り出す工程と理解する
バターで鳥を焼くと皮からの脂もありもはや揚げ焼き
ここでテフロンが剥げたフライパンに鶏肉がこびり付くという緊急事態が発生
バキらせた鶏皮がこびりついて引きちぎれて無事終了俺はもうだめだそもそも鍋にミルクぶち込む工程で紙パックがうまく向けなかった時点でもう血管が2本イった
なんのために油引いたと思ってんだ
ちぎれたシナプスと血管を数本繋いで惰性で料理をしていく
フライパンを変えやき直す
まあ妥協点
もっとバキらせるときは本気でバキらせるがもうこの時点で死に体なのでやめる
頭の中でブルーノマーズがRunaway Babyを踊り続け歌舞伎になった
この当たりでニンニクがだいたい煮えているのでハンドブレンダーで粉砕
ウオ──────────
ニンニクがペースト状に粉砕されたらパプリカ、コリアンダー、少しのチリとタイム、好みの具材入れて煮込んでソース完了
このときはしめじを入れた
端がどんどん煮詰まるので適宜剥がして鍋の中に突っ込んだ
正解かは知らない
ニンニクをどの程度粉砕するかは好みでいいと思う
ちゃんと火が通って辛味が抜けてるならはんごろしでもいい
好きにやってくれ俺はぜんぶやった
焼けた鶏肉を鍋に合流
本当は焼いた鳥をフライパンから上げてカットして鍋に入れるしそもそも表面バキらせるなら皮の部分は汁につけるべきではない
第一ロットだし感覚でしか料理を基本的にしないのでソースが多すぎて沈むしカットもしていない
鍋にぶち込んでから気付いてしまい、本当に脳がぶちぎれて狂ってしまい、もう終わりだ、何もかもやめよう今すぐ鍋を捨てて逃げるという感じになる。ノルウェイの森か?
焼けた油ごとぶち込んだら気を取り直してチーズを好きなだけぶち込む
本当に好きなだけいけ
ひよらない方がうまい
というよりそもそもそういう料理だから安心してイケ
星野源
パセリみじん切りにして鬼盛って底を気にしながらグツグツいわせて完成 食
見栄え気にしてここでとめたけどこの後
うまい
アホみたいなニンニクのパンチと鶏肉のバキバキしなしな感が時速80キロで顔面を殴りつけてそのままスパイスとハーブが応急処置をしていく鎌鼬みたいな料理
何事もイく所までイケという話ですね。
星野源
それでは。
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