まいしゃるとコツメちゃん

音楽家まいしゃると相棒コツメちゃん(コツメカワウソ)が 魅力的なナニかと出逢って、繋がる物語 ---------------- 詩人/音楽家/介護ヘルパー/ショムニ/ヘッドスパニスト

まいしゃるとコツメちゃん

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マガジン

  • ホームヘルパー日記

    介護ヘルパー、日々の響き

  • おば子ちゃん日記

    まいしゃるのおばあちゃん(おば子)の日記

  • music / poetry

    感化された歌から着想して詩をつくる。

  • コツメ図書館

    ここはね、色んな国の童話を読んで わくわくする気持ちになった『ことば』を残していったり、相棒コツメちゃんの童話を描いていくところです。

  • まいしゃるヘッドスパ〜オープンに向けてのstory〜

    2020/11/1まいしゃるヘッドスパの オープンに向けての道のりを日々綴っていく。 そこにはどんなおもしろいものが見えるのか、 そこにはどんな自分が見つかるのか 日日是好日。

最近の記事

彷徨い人

そこに立っているのは 1人だけ 周りを見渡すと 誰もいなくって 明かりがあったのか 暗闇だったのか 幻想にまみれた 欲深き世界を 亡霊が ゆっくり 歩いているだけの 映像を ただ見つめている僕 眠れない夜を指折り数えて 目の下に影を落とし 今日も欲深き世界で 彷徨う亡霊を ただ見つめている

    • 夜の空の下で

      ここ3週間ぐらい 週末近づいてきたら 身体が弱る 決まっていた予定は またどこかへ 夜の空を見つめる時間が増える 暗いと この存在を隠してくれるから 心落ち着かせるため 夜の空を利用する 肌の色 くすんできたら少し不安になる いつかこの身体が動かなくなったら そんなことばかり考える 身体が弱るの、よくないよくない 温かいお茶を飲む 足のどこかの一部が 一瞬熱くなるの 不思議な温度が 心をちょっと軽くする 夜の空を見つめる時間が増える そこにいて 優しく灯す星が 欲し

      • なんとか力にする

        ヘルパーの出来事 ある利用者さんからの出禁報告 あまり良い顔はされていなかったから なんとなく仕方ないな、と まずは受け止める 失敗と経験 なんとか自分の武器にして なんとか力にして これからの成功体験を 増やしていくの

        • お疲れ様でした。

          今年もあと数時間で終わりを迎える前に 今年1年の出来事を振り返って 自分にお疲れ様でしたと 労いの言葉をかけてあげようと思います。 3月は 『まいしゃるの心おだやかヘッドスパ』を オープンさせた事。 8月は 『巣立ち』 この2つの出来事が 今年の最大級イベントだったと思います。 (いや、今まで生きてきた中でかも、、、) 生きていたら、何が起こるか分からないとは まさにこの事。 誰かにとっての当たり前の事は 他の誰かにとっては震え上がるほどの輝きの価値がある 今まで想

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        記事

          まいしゃるcare helper

          いつも通り ゆったり自身の生活を過ごす人 辺りは年末に向けて なんだか忙しく時間が流れ こんな年末は初めてよ いつも通りの空間で いつも通りの時間が流れているの ゆったり自身の生活を守る人 わたしも、そうでありたい

          風のぬくもり

          やさしくありたい ほんとうの意味で 朝日が差し昇る街並みを 自転車で駆け抜ける 不思議と周りの音は聴こえない そんな日はいつも 肌に触れる風が なんだか暖かい 目頭が熱くなるのは 風が暖かいから

          おば子ちゃん日記 7

          敬老の日 何か特別な日が無いと 行きづらくなってきた実家に 暮らしているおば子ちゃんのもとへ 変わらない 声と表情に 私は安堵する カメラ越しに映るおば子ちゃんは 優しそうな表情で ポーズをするの いつも 私を映してくれる瞳は 優しくて温かい あと何回残せるの 寂しくはないよ 多分ね。 その表情は忘れないから おば子もその気持ち 忘れないでいて 「また会いに行くね」 「身体壊さないように」 帰るときは お決まりのやり取りでバイバイ 瞳の奥が少し寂しそうに揺れるの わ

          一番輝く月

          一昨年はこんな詩を紡ぎました この時は ちょっぴり寂しさがありました 去年はなんにも紡ぎませんでした 今年は なんだかワクワクしています わたしの暮らし ちょっぴり寂しかった あの一番輝く月が これからも続いていく わたしの暮らしを 照らしていくよ、と 安心させてくれるのです あの頃の ちょっぴり寂しかったわたしは 時間を経て 癒されました そんな月が 包み込んでくれる夜を わたしも過ごしています

          旅立ってからこの場所で

          曇りがかった空を眺めて 僕の気持ちをこの空に 預けてみる この手のひらから 溢れるものは そう、ぜんぶ 知らなかったはずの 温かさは なんだか懐かしい 訳もわからない涙の意味は もう知っている 僕が見るこの空に この手のひらから 溢れるものは 全てあずけるよ

          旅立ってからこの場所で

          肌にかかる秋風

          見え隠れする秋の世界 風と薫りが この肌に 触れる 触れる

          音楽隊は響かせる

          今日は大切な人の大切な日 雨模様が顔を出しているよ 祝福の歌を歌おう 音楽隊を呼んで 捧げよう 今日はこんな景色を見たよ 雨模様に光と影 あなたが見つけ出した輝きを 僕も見たいな これからも見たいな おめでとう おめでとう 音楽隊は響かせる 今日はこんな景色を見たよ

          歩幅の大きさは。

          巣立ちして1週間ぐらいが過ぎた 実感は相変わらずとして 湧いていない日々を それでも180度変わった世界を 少しずつ感じ取りながら 過ぎ去る時間に 手を伸ばす 今が 夢なんじゃないかと 重たい瞼を擦りながら この景色を見渡す 手を伸ばした先に 触れるもの全てが新鮮で これが現実だ そんな日々を過ごしている RPGをしているような感覚 私を護っていくもの 少しずつ 集めているのだけれども ハタから見ると 私の歩幅はきっと 大きくはないのだろう 時間に限りは、ある。 それ

          おば子ちゃん日記 6

          私が巣立って約6日間が経った 約6日ぶりのおば子ちゃんは 分かりやすく とても分かりやすく 寂しがるもんだから また愛おしくなる たった6日間だよ 関係ないね たった1日2日でも きっと寂しがってくれるの 愛しい人 どうか 幸せでいて わたしは、幸せです

          巣立ちの甘酸っぱさ

          さて、巣立ちのときが コツコツ足音を立てて近づいてきました あと3回朝を迎えたら 目の前にある景色は変わるでしょう 住み慣れた家 良くも悪くも 私が生きてきた歴史が詰まってるのね 今まさに住み慣れた家で 過去の歴史を辿っている 良い思い出をかき集めて ちょっとでも多くの良かったなぁを 感じていたいけど 思い出したくないドロっとした 底無し沼の思い出も ちゃんと供養している途中の今があるから 斜め上を見上げて フッと笑えるような気持ちでいるよ そんな風に 辿っていると ちょっぴ

          いつかの僕に

          恥ずかしくて泣いたあの夜 月だけは僕に明かりをくれた スポットライトに 照らされているようで なんだか主人公にでもなった気分だ 世界のほんのちょっとの空間で 照らされた僕は 静かに歌った 誰も聞いちゃいない だけど ここは、あたたかい スポットライトに照らされた僕は そのまま歌い続ける いつかの僕に 捧げるよ

          風の波へ

          空は青いぜ 雲が大きくなったきたぜ 世界はもう180度変わっている 追いつけ追い越せ あのまどろみは幻 あのひとりぼっちも幻だ 追い越せ追い越せ あの空まで 応えてくれるかのように 風が吹く そうそう 風の波に乗って どこまでも進んでゆけ