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限界が決まる

今の体重は、大学時代とほぼ同じである。
しかし、社会人になってから考えると7㎏太った。働き出して自然と7㎏痩せていたのが、いつの間にか戻ったからだ。
努力せず得た結果は、維持できないものなのだ。
私はこの体を持て余している。

若い頃と同じ体重であっても、太り方の質が違う。
重力に屈している。
筋肉が落ちているから、脂肪自体も増えているはずだ。
故に、見た目は確実に大きく成長している。

食べる量は減ったのだが、代謝も落ちているので、脂肪が燃焼されない。
しかも酒を飲む。飲んだら寝てしまう。
当然痩せないという、負のループだ。

運動すればいいのだが、やる気が続かない。
動くのが嫌いなわけじゃないのに、ちっとも習慣化されない。
もう痩せないのかもしれない。

さて。

先日、仕事を変えた。
制服が支給されることになった。
「今、○号の制服しかないのですが」と言われ、多分、入ると思います、と答える。
確かに、入った。
入ったのだが。

ジャストやん?
遊びの部分が全然ないねんけど?

以前の会社の制服は、アジャスター付、後ろにはゴムも入っていて、多少の増減に対応できた。
今回のはちょっと無理だ。ファスナー閉まるけど、あつらえたかのようにぴったり。オーダーメイドやったんか? んなあほな。
私は青くなる。これ以上太ることは絶対出来ない。

神様が私の有様に発破をかけてくれたのかもしれない、と思う。
もう戻れない戦いが始まった。
今日も、あと少し食べたいという誘惑に、なんとか耐えている。


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