ライフイベントの度に環境が変わるのも悪くないだろう
私自身のこれまでの大きなライフイベントといえば、大学進学、結婚、海外駐在への帯同、出産、だったのですが、このライフイベントが起こる度に、必ず起きたことは「引越し」でした。
ライフイベント×引越し、が掛け合わさると、これまた強力で、「人間関係」が変わり、そして、「仕事」が変わりました。(大学進学を除き)
そうなるとご想像いただけると思うのですが、色んなことがもう、気持ち良いくらい、ゼロスタート、なんですよね。
この何度かのゼロスタートの経験が今の私を作ったと言っても過言ではない、と思うことが多いので、今日はそんな話をしたいと思います。
ゼロスタートに必要なたった一つのこと。
私が何者であるのかという以前に、色んな場所で「認知」してもらうこと、これが全ての原点だったように思います。
あの人誰だろう?の視線って、そもそも待っててもこないことのほうが多いんですよね。こっちは新しい環境に馴染もうと思っても、そもそも「新しくきたことすら知られていない」もしくは、「みんな同じ状況だから埋もれる」場合が多いんです。
そんなときどうやって知ってもらったか?
以前の私は、こんなふうに考えていました。
「とにかく自己紹介のネタが必要だな!よし今日はお笑い好きをアピールしよう」→いきなり知らない人とお笑いネタの共有は難しく、玉砕。
「今日は音楽をキーワードにあの人に話しかけてみよ」→音楽好きな方は多いが、とにかくジャンルも好きな音楽も人それぞれで合わないと話が詰む。
などなど、もっと他にも、それこそ手相やってまーす!とか言って占い女子アピールしたり、色々やってましたが。
行き着いた私の答えは、たった1つ、一番シンプルな方法でした。
「挨拶」からです。
挨拶の力を舐めてはいけない。
前回のブログで私は人間観察マニア、って書いたのでちょうどよいんですが、それこそよっぽどの人間観察マニアでもない限り興味ないんですよね、人のことって。
でも人って知らない人でも、「おはようございます!」とか、「こんにちは!」とかを嫌味のない笑顔と声の大きさで、目を見ていうと、基本的に反応するようになってます。
あのよく挨拶してくる人、誰やねん?
こう思われたら経験上、しめたもんです。気持ちの良い挨拶をしてくれる人を日々続けていくと自然に相手と目が合うことが増え、そして話しかけられる、話しかけるタイミングと繋がっていきやすくなります。
私の場合は職場の新しい上司、同僚から、「挨拶がよくて第一印象で話しやすそうと思った!」と言われることが殆どで、打ち解けやすい雰囲気作りが出来る様になりました。
今から挨拶の練習をしましょう。
どんな挨拶ならよいのか?100パターンくらい試した私がアドバイスさせてもらいます。
声は大きすぎてもダメ。
笑顔も作りすぎてはダメ。
目もすれ違った後に、残像が残るくらい、凝視しすぎてもダメです。
お?知ってる人だっけ?
と思わせる自然な挨拶を心がけましょう。
いまから1番近い鏡の前に立ち、一緒に練習みてみましょう!
1番汎用性の高い「こんにちは!」でいきましょうか。
鏡の前に立ちましたか?一度声に出して言ってみてください。
こんにちは!
どうでしょうか。
今のは、少し笑顔が足りないかもしれません。声も自分が思ったよりは張ったほうがよいことが多いです。語尾も伸ばさないことがお勧めです。
口角を少し上げつつ、こ、に力をいれてみるのもよいです。
次は「お疲れ様です!」でいきましょうか。お疲れ様も、言われたら返してもらいやすいワードのひとつです。
明るく爽やかに、思わず返したくなるトーンで言ってみてください。ポイントは語尾。でーす!とか、ですー!じゃなく、短めにはっきり言ってみるのがオススメ。
この時期は新生活の方が多いと思うので、まずは知らない人から「あの人の挨拶爽やかだな。そう言えば、だれだっけ?」と思われる、挨拶力、について書いてみました。
新天地でなくても、ぜひやってみてください。
ここから始まる新しい出会いがよきものでありますように。
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