「がんばる」がベースの人生④(大学受験〜浪人)
私の生い立ちを綴っています✏︎
やってきました、大学受験。
高1になり、さっそく志望校を書く機会があった。何に興味があるんだろ〜って考えた時に真っ先に出てきたのはスポーツ・体育。
ほんと体育会系だなって思った記憶がある😂
スポーツはするのはもちろん、いろんな競技を観るのも好き。
スポーツをするだけにこだわらず、なにか関わり続けられたらという思いで体育系へ。けれど、「教員」だけに縛られたくはなくてスポーツや体育が幅広く学べる大学を選んだ。
大層な経歴があるわけではないから、もちろん一般試験。センター試験である程度頑張らなければいけなかったものの、思うように得点は伸びず...泣きの逆転を狙って2次試験へ。
受験で大学に着いた瞬間、ここだ...って。
環境なのか空気感なのかはわからない。
けれど、「ここに来たい‼︎」という思いがぶわっと込み上げてきたのは今でも覚えている。
結局のところ逆転とはいかず、不合格。
頑張ったつもりだったけど、結果は出なかった。
私の中では、これまでの人生で1番大きな挫折。
でもあの時の「ここだ!」という感覚を捨てきれず、両親に頼み込んで1年間チャンスをもらった。
まさか浪人するなんて...と思いつつも、
実は私の高校は100人くらい浪人するのが通例。浪人してでも行きたいところがあるなら行け、行けるから。そんなスタンス。先生方の後押しもあり1年とにかく頑張る決意をした。
とはいえ、親しい友人たちはみんなストレートで大学に進学。楽しそうな大学生活を横目に私は毎日勉強と運動と。(2次試験は実技なので...)
1年遅れてしまうんだ...そんな後ろめたさもありながらも、やっぱり行きたいから。そんな葛藤を日々抱えながらとにかくもう必死に毎日を送っていた。
浪人は体育会系に強い予備校に通った。一緒に頑張る同士であり、ある意味みんな敵。今だから言えるけれど、あの時は自分が受かることだけを考えていた。敵対視してたというか、とにかく自分だけに集中していたかった。
(予備校仲間によるとただただコワイやつだったらしい。)
闘争心もむき出しだったんだろうな...
毎日自分に課題を課して、自分との約束を果たして。不安を払拭できるくらいひたすらやり込む。
ある意味それだけやれたのは、やっぱりこれまで頑張ってきたように、必ず力になると思っていたから。
新体操も踊り込めばこむほど自分が自信を持って踊れるようになる。自分を信じてやるしかない。そう、とにかく自分を追い込んで...
センター試験は理想通りの点数ではなかったけれど、ここで志望校を下げるのは絶対に後悔すると思い、チャレンジした。2回目の受験。全力で臨んだ。やり切った思いは最も強かった。
合格発表。
本当に死ぬほど緊張した...
自分の番号を見た時は大きな喜びと共にホッとした自分がいた。
やっと、「おつかれさま」って自分に声をかけれた。
1年だけ。落ちたら滑り止めでも進学すること。両親との約束。果たせてよかった。
そしてまたひとつ。一度は挫折したけどそれを乗り越えれた。時間はかかったけど頑張れたからこそ。諦めなかったからこそ。
そんな強さをまた自分で感じ取った。
この挫折からの成功体験が、また私自身の「がんばる」ことに対して火をつけていくことに...
次はついに大学生へ。
⑤へつづく...