福島県・初の震災遺構【請戸小学校(うけどしょうがっこう)】を訪れて
請戸小学校の写真をTwitterでも紹介しているのですが、掲載写真の枚数制限もあるのでnoteに写真を掲載する事にしました。
歩き進めるごとに、2011年3月11日に起こった出来事を時系列で読む事ができます。
教室の剥がれた床の材木、剥き出しになった壁材が生々しく残っています。
ボロボロになった校舎を見ながら、当時請戸小学校にいた先生・児童の皆さんがどんな心情 心境だったのかを静かに考えていました。
請戸小学校に訪れた時は9時30分過ぎ。
陽の光の入り具合から、教室の日当たりも良かったんだろうなと感じました。
おそらく当時使われていたであろうノートパソコンも泥(砂)にまみれ、棚に置かれたままになっていました。
パソコンにはDVDの差込口もついていたので時代の経過を感じます。
この複合盤を見た時、かなりのインパクトを感じました。
体育館の床がボコボコになって床の基盤というか…なんというのかは分かりませんが、床を支える鉄素材のようなものが突き抜けて出てしまっていました。
こちらは反対側から見た体育館の写真。
写真右上に少しだけ掲げられた幕?が見えていますが、卒業式の準備をされていたのでしょう。
3.11から依然、時が止まったままの体育館の姿に、妙な感覚に陥った事を覚えています。
津波被害の写真。
2階にあった錆びついたストーブ。
2階から見た景色。
↑津波の最高到達点は上記の写真の地点まで:2階部分まで到達していたといいます。
つまり、1階部分はまるごと波にのまれてしまったという事になります。
震災遺構:請戸小学校 出口付近から撮影。
今はまだ請戸小学校の周りにはあまり建物がなく、冬で朽ちた枯れ木色で覆われた土地が広がっています。
ですが請戸小学校から見た空は澄んでいて、遠くまで景色を見渡す事ができました。
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