asobi基地 10年の歩みで見えてきたこと・感じてきたこと。そして、これから。
去年から「自分」に向き合い続けている私。
言語化できなくなって、
曖昧な自分がしんどい時期もあった。
(どうもこういう時期を「ニュートラル時期」というらしい。そして、それが私の性格上、苦手なこともわかった)
2021年9月15日 note:『 日々に落ちている幸せを拾い続けたい。』
にも書いていたけれど、自分が己のことがよくわからなくとも、
周りの人たちがよく見てくれていて、
「年々、あなたらしくなっているよ。」
「想いを日々に体現しているなぁと、見ていたよ。」
という尊敬する先輩からもらった言葉にとても救われた。
そして、実は2021年11月から、これまた尊敬する人のコミュニティで毎月1回のグループセッションを重ねてきた。
(これだけ尊敬する人が周りにいること自体、恵まれている)
そこで、これまでやってきた「doing」と私の暮らし「being」と、私自身の幸せ「Well-being」が1つにつながっていることに気づいた。
さらに、先日 こんなことも言ってもらった。
「舞ちゃんは、バラバラになっているものに対してザワザワするんだね」
「共感を生み出す体験を、デザインし続けてきたんだね」
と。すごく嬉しかったし、泣きそうにもなったし、なんだかとても落ち着いた私がいた。
整った!!!
とういことで、これまで活動してきたこと、感じてきたことの集大成のようなイベントをやることにした。
出産前にやりたい!ということで、4月に(詳細は最後に!)
そのイベントで話すことを、是非とも多くの人に聞いてもらいたくて、
今日のnoteを書いてみようと思う。(なので、いいね!拡散大歓迎!)
もくじ:
◎「asobi基地」10周年の今年。
◎ これからの「asobi基地」は? 私自身のテーマは?
◎「asobi基地」を社会インフラに!
◎ 「教育」「地域」の分野から、豪華なゲストをお迎えして。
「asobi基地」10周年の今年。
2012年に表参道のカフェでスタート子育てコミュニティ「asobi基地」
開催回数は400回ほどになり、今では全国各地に支部が広がっている。
まさかこんなに続くとは....
こんなに仲間が全国に増えるとは....
この写真の日には、まったく思ってはいなかった。(2012年7月14日)
(1歩を一緒に踏み出してくれた、よしおかゆうみさんと小澤いぶきちゃん)
そもそも始めたきっかけは、
「どうして虐待などのこども・親に関する事件やが減らないのだろう...」という問いから。
ニュースを見るたびに心が痛くて、自分の保育園・クラスの子以外の親子の実態や社会の現状が知りたくて、はじめることにした。
やってみると口コミで広がり、たくさんの親子が来てくれた。
こどもも大人もその人らしくのびのびしていて、
「楽しかった!」「ありがとう!」と帰っていったし、
一緒に場を作りたいと取り組みに共感してくれる保育士や会社員、親といった仲間が増えていった。
さらには、東京以外の場所でやりたい!という声も出てきて、正直驚いた。
当日は単身だったし、若かったので、保育士をしながら、自分の身体が動く限りに動いた。
そこからの道のりや、感じてきたことは文章ではなく、10年を振り返った「asobi基地ラジオ」の配信にて語ったので、こちらを聞いてもらえたらとっても嬉しい。
これからの「asobi基地」は? 私自身のテーマは?
そして、10年の月日が経った。
実は第1子出産後、asobi基地のことをやる余裕がなくなった私は「やめたい...」と事務局メンバーにつぶやいた日もあった。
でも、「私たちでやるから!」と即答してくれたり、
「舞ちゃんはasobi基地をやるよりも、その暮らしを充実させて、そこにいてくれたらいいよ!」と言ってくれて。
どんどんと「asobi基地」は、みんなのものになっていった。
私が移住したことも、手放したことも、
このプロセスすべてが重要だったと胸を張って言える。
そして、みんながやり続けてくれたからこそ見えてきた
子育て支援・教育現場における課題。
コロナ禍だからこそ感じれた課題もあった。
それらを踏まえて、去年はasobi基地の「存在意義」も考えてきた。
そして、私自身の暮らしの中で感じた違和感も、
今回動こうと思ったきっかけとして、大きな要素となる。
この暮らしをはじめて、とてもありがたいことに自分の暮らしや子育て環境に満足して、幸せな日々を送っているけれど、日々大きくなる違和感が出てきた。
それは、この町に視察や遊びに来る人たちに言われるこんな言葉。
「いいよね〜、舞ちゃんの住んでいる地域は。」
と言われること。
「いやいや、自分たちの暮らし・子育て / 教育環境・地域は、自分たちでよりよくできるよ!」
と、いつも必ず言い返したくなる私がいた。
私のひとりよがりでもなく、このことを各地域でasobi基地をやってくれている仲間たちが証明してくれている。
だからこそ、ここからやっていきたいことは、
子育てコミュニティを超え、asobi基地の仕組みをさらに進化させていくこと。
自分たちでつくりたい未来をつくるための、ツールにすること。
誰かだけが頑張るのではなく、自分たちで少しでも社会を変えていけるんだと思ってほしいから。
そして、それは
私の旬なテーマである、「無関心をなくすこと」にもつながる。
こどもを取り巻く様々な社会課題が(もちろん、こども以外の問題も)、
解決することができる唯一の道じゃないかと思っている。
私の下町子育ての様子は、
わたしのこれまでのnoteやシタマチコウベ すくすく新長田編 をみてね♪
(暮らしついても、上記のasobi基地ラジオで語ってるよ!)
「asobi基地」を社会インフラに!
私のことをよく知る大先輩が、最近紹介していた1冊の本がある。
表紙の帯には、
あらゆる人が受け入れられる「社会的インフラ」
という言葉があって、しびれた。
そして、読み進めていると、ビンゴ!!!!
こういうことはよく起こる。直感ってやっぱりすごい。
私の違和感を肯定してくれる言葉たちが、
asobi基地でやってきたこと、感じてきたことと同じことが、
そこにはたくさん載っていた。
メモを取りながら毎日大興奮して、少しずつ読みすすめているのだけれども
「自分たちで暮らし(子育て・教育環境・地域)をつくっていけるツールとして、インフラを再構築していけるツールとして、asobi基地を使ってもらいたい!」
これからチャレンジしたいことを、ようやく言語化できた。
自分の住む地域で、地域や子育て環境をよりよくしたい・アクションしたいと思う人に向けて、ここから動いていきたいと思っている。
(「すべての家庭にasobiを」と以前から言っていて、社会インフラ的にしたい思いがここにもつまっていた!)
「教育」「地域」の分野から、豪華なゲストをお迎えして。
ということで、7月に10周年を迎えるにあたって、
これからつくっていきたい未来について話す機会をつくろうと企画したよ^^
アーカイブもあります!
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10周年 特別企画 vol.1「asobi基地のこれからを考える 〜 教育・地域・暮らし。10年の歩みから見えてきたこと」
日時:2022年4月28日(木)20:00~22:00
1部:「教育」「地域」の分野から豪華なゲストをお迎えしてのトークセッション
<ゲスト>
*『ソトコト』編集長 指出 一正さん
*公益財団法人ベネッセこども基金 事務局長 青木 智宏さん
2部:asobi基地 地域メンバーからの実践報告
石巻・愛知・東京北区でasobi基地を運営するメンバーからの実践報告
開催場所:オンラインzoom上
参加費:一般2,000円/学割・キャスト1,000円
申し込み: peatixページにて
①当日参加チケット(アーカイブ動画共有あり)
②アーカイブ動画チケット
それぞれ学割チケットあり!
イベントページ詳細:
https://www.facebook.com/events/392207465738490
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事前MTGの時点で、既にとってもワクワクしている私たち。
出ているキーワード:
*学校以外の居場所
*こどものシェルター
*1つのNPO支援の限界
*地域のつながり
*斜めの関係
*関係人口
*越境
*出会いをつくる
*おもしろがれる大人の数
*日々の楽しさ
*ごきげんに生きる人の増やし方
*自分の存在意義 などなど。
「教育」、「地域」、そして「暮らし」
あるようでなかったテーマをかけあわすことで、
一体、どんなトークが繰り広げられるのか。
ゲストの方にも決め切らずにいきます!とお伝えし、ありがたいことに快諾していただけたので、どんな話が飛び出すのか、未知なる時間をお楽しみに!
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最後に、おまけ。
「しあわせですねぇ」が口癖の息子と一緒に、
毎日のしあわせを噛み締めている今日この頃。
そんなこんなで、
今、すごく自分らしく生きれている気がしているし、
いい状態で6月中ばの出産が迎えられそうで本当に嬉しい。
(まだ何が起こるかわからないけれども....)
4/28に参加してくださる皆さん、会えるのを楽しみにしています^^