【牡牛座満月】〜照顧脚下(しょうこきゃっか)〜
こんにちは。彰子(しょうし)です。
すっかり秋らしくなり、一日の気温差が大きくなってきました。
日蝕を経て、立冬に向かう期間。
土用の期間でもあります。
体調の変化や感情の大きな揺さぶりが起きやすい時期ですが、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
天空では、10月29日に牡牛座で満月を迎えます。
今回は月蝕を伴うスペシャルな満月。
テーマは【照顧脚下(しょうこきゃっか)】。
自分を顧みることを忘れないように、という意味の禅語です。
今回の満月図は、
1ハウスと7ハウスで起こる満月であること、
そして4ハウスにある魚座の土星とは良好な角度を形成していることが特徴です。
1ハウスと7ハウスは、ともに新しい世界を見るハウス。
自分自身、そして社会に対して新しい視点を持つことができます。
社会で活動するためには、自分が満たされていることが前提です。
自分をおろそかにしていては、社会活動でもベストパフォーマンスを発揮できない。
そこでポイントとなるのは、自己と社会を繋ぐ役割でもあり、
ちょうどその中間地点にあるともいえるべき、家庭や家族、地元との関係性。
そこは、一番身近な社会とも言えます。
まずはその家庭や家族内という社会のなかで、
愛を持って自らが整えようとすること。
身近な社会での成功体験は、社会活動をするうえでも、大きな自信となります。
まずは自分自身の土台である家庭や家族関係を友愛の精神で向き合うことが、
今後半年間の社会活動においても大きなステップの一つになりそうです。
今回の満月にぴったりのクラシックの名曲は、
「ベートーヴェン作曲 ソナタ第23番 【熱情】第3楽章」
今回の満月は、蠍座と牡牛座で形成されます。
ネーミングからも蠍座っぽさが強いですが、
軽快でどこか妖艶なメロディーは、
小走りに駆け回り、どこか足元がおぼつかない様子も伺えます。
だからこそ、転ばないように足元をしっかりと見る必要がある…
そんな情景を連想させるような曲です。
この曲を聴きながら月を見上げ、
ご自身の土台である家庭や家族に感謝をしてみてはいかがでしょうか。
良き満月の夜をお過ごしください。
彰子(しょうし)