禁断のオフィスラブ
運命の導き
「ふぅ...今日も一日、終わった...」
まい、22歳の新米OLは、会社を後にしため息をついた。新卒で入社して数ヶ月、慣れない仕事に奮闘する日々。今日も残業で、体はクタクタだ。
「まいちゃん、お疲れ様!」
背後から聞こえた声に、彼女は振り返った。そこには、いつも優しく見守ってくれる上司、課長の笑顔があった。
「課長、まだ残業ですか?お疲れ様です!」
「ああ、まいちゃんも頑張ってるな。
今日は遅くまで大変だったろう?送っていこうか?」
「いえ、大丈夫です!このくらい歩けば、疲れも吹き飛びます!」
まいちゃんの明るい笑顔に、課長は安堵の表情を浮かべる。
「そうか?じゃあ、気をつけてな。あ、そうだ。ちょっと話したいことがあってさ...」
課長は、少し照れくさそうに、まいちゃんを会議室に誘った。
この時、二人の運命の歯車は動き始めたのだった。
運命のキス
会議室に入ると、課長は真剣な面持ちでまいちゃんを見つめた。
「まいちゃん、最近の仕事ぶり、本当に素晴らしいよ。
今日はね、それを伝えたくて」
「えっ...そんな...ただ頑張ってるだけですよ」
まいちゃんは、思わず顔を赤らめる。課長の褒め言葉に、胸がキュンと高鳴った。
「いや、本当に。まいちゃんのおかげで、チームの雰囲気も良くなった。
これからも頼りにしているよ」
そう言って、課長はまいちゃんの肩にそっと手を添えた。その温もりに、まいちゃんの心はときめき、体が熱くなるのを感じた。
「課長...ありがとうございます」
「ねぇ、まいちゃん。もっと仲良くなりたいんだけど...」
課長は少しずつまいちゃんに近づき、その吐息がまいちゃんの頬をくすぐる。
「課長...」
まいちゃんは、思わず課長の首に腕を回し、自ら唇を重ねた。柔らかく、そして熱い口づけ。
「ん...まい...」
課長の唇は、まいちゃんの唇を優しく、そして情熱的に奪う。まいちゃんは、そのキスに酔いしれ、甘い吐息を漏らした。
「はぁ...はぁ...」
二人の荒い息遣いが、狭い会議室に充満する。この瞬間、二人の運命は絡み合い、熱い恋の予感がした。
情熱のホテル
「まいちゃん、今日は遅くまでお疲れ様。ちょっと話したいことがあってさ...」
ある日の夜、課長はまいちゃんを個人的に誘った。あのキス以来、二人きりで会うのは初めてだ。
「はい...課長、今日は何の話ですか?」
まいちゃんは、ドキドキしながらも、課長の誘いに応じ、指定されたホテルへと向かった。
「実はな、まいちゃんに相談したいことがあって...」
ホテルの一室、課長は真剣な眼差しでまいちゃんを見つめる。その視線に、まいちゃんの心は高鳴り、体が熱くなるのを感じた。
「まいちゃん...俺、まいちゃんのことが好きだ。もっと一緒にいたいんだ」
そう言って、課長はまいちゃんの手を取り、そっと唇に触れた。
「課長...私も...」
まいちゃんは、課長の唇に自分の唇を重ねた。甘く、そして情熱的な口づけ。二人の口づけは、次第に激しさを増していく。
「ん...まい...可愛いよ...」
課長は、まいちゃんの服を優しく脱がし、その滑らかな肌に触れた。まいちゃんの体は、熱く火照り、甘い吐息が漏れる。
「あっ...課長...もっと...」
まいちゃんは、課長の求めに応じ、ベッドへと誘われる。ホテルのベッドは、二人の熱気で温められていた。
「ここ...弱いんだろ?...んっ...」
課長は、まいちゃんの敏感な部分を指で愛撫し、甘い声を誘い出す。まいちゃんの体は、快感に震え、蜜が溢れ出すのを感じた。
「あぁ...課長...気持ちいい...もっと...」
まいちゃんは、課長の愛撫に身を任せ、甘い喘ぎ声を上げる。その声は、ホテルの部屋に響き渡り、二人の愛を奏でる。
「んぁ...まい...感じてるんだろ?...もっと聞かせて...」
課長は、まいちゃんの秘部を舌で刺激し、甘美な快楽をもたらす。まいちゃんは、その快楽の渦に飲み込まれ、高らかに喘ぎ声を上げた。
「あぁぁ...はぁぁ...課長...いい...もっと...」
二人の体は、激しく絡み合い、情熱的な夜を過ごした。ホテルのベッドは、二人の愛液と汗で濡れ、甘い香りに満たされていた。
疑惑の影
「まいちゃん、最近、元気ないな。何かあったのか?」
秘密の関係が始まって数週間。まいちゃんは、課長との情熱的な時間をこっそり楽しんでいた。しかし、ある日、同僚の女性が不思議そうに声をかけてきた。
「もしかして、課長と何かあったの?私、気付いちゃったかも...」
まいちゃんは、動揺した。この関係がバレてしまったのか...不安が胸を締め付ける。
「いえ...そんな...何もないですよ」
その時、ふと、課長の妻の笑顔が脳裏をよぎった。幸せそうなその姿に、まいちゃんの心は痛んだ。
「まいちゃん、実はな...俺の妻のことで相談したいんだ」
その日の夜、課長はまいちゃんを呼び出した。
「最近、妻の様子がおかしくてな...不審な電話や、夜遅くの帰宅...」
課長は、苦しげに打ち明ける。まいちゃんは、この関係が妻にバレてしまったのだと悟った。
「課長...私...」
まいちゃんは、課長の妻への罪悪感に押し潰されそうだった。
切ない決断
「課長...私、もう会えません」
まいちゃんは、ついに課長に別れを告げた。
「まい...どうしてだ?俺たち、こんなに愛し合ってるじゃないか...」
「でも、課長には奥さんが...私は、もう罪悪感で...」
「わかってる...俺は、妻と別れるつもりだ。まいちゃんと一緒になりたいんだ」
課長の言葉に、まいちゃんの心は揺れる。でも、この関係は間違っている...そう思った。
「ごめんなさい、課長。私は、もうこの関係を続けられない。課長には、奥さんとやり直してほしいの」
「まい...」
課長は、力なくうなずいた。その表情は、悲しみと後悔に満ちていた。
「ごめん...俺のせいで...」
「いえ...私も、課長と過ごした時間は幸せでした。でも、もう終わりにしましょう」
まいちゃんは、涙をこらえ、課長に背を向けた。その時、課長の妻から電話がかかってきた。
「もしもし...ああ、今、会社を出るところだ...うん、すぐ帰る...」
課長は、まいちゃんに別れを告げ、妻の元へと向かった。
「まいちゃん...行こう。俺は、妻と話し合わなきゃいけない...」
まいちゃんは、課長と別れ、それぞれの道を歩み始めた。切ない気持ちでいっぱいだったが、これが二人の愛の結末だった。
新たな一歩
それから数ヶ月、まいちゃんは転職し、新しい環境で頑張っていた。
「まいちゃん、お疲れ様!今日は飲みに行こうよ!」
新しい職場の同僚たちは、明るくまいちゃんを誘う。
「はい!今日は思いっきり楽しみましょう!」
まいちゃんは、笑顔で応えた。あの切ない恋は、まいちゃんを強くし、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてくれたのだった。