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ハラスメントと言われたら何も言えなくなった話

ウチの駐車場はウチと隣家の間にある。
駐車場に停める際は隣家の塀に沿って駐車するため、助手席のドアは開かない。
運転席のドアを開けるとギリギリウチの塀に当たらないという狭い駐車場なのだ。
私はギリギリに停める派。隙間は5cm位。
夫は余裕を持って停める派。隙間は20cm位。
後部座席のドアはスライド式。
だから、どこに停めようが各々勝手で何とも思っていなかった。

先日雪が降った。
臨月の屋根はウチ側に雪が落ちる形状で、夜のうちにドサッと車の左半分落ちた雪で埋まった。
車の下まで滑り込み、車は動かせなかった。
前日に駐車したのは夫。
ラッキーなことに隙間が20cm空いていた。
お陰で身体を横に右手を差し込み小さいスコップでガシガシと掻き出せた。雪は結構固まっていたので、結構苦労した。

何とか左の前輪と後輪の周りの雪を避け、車をウチの方に寄せることができた。


夫は仕事だったので、私が1人苦労したが、かなり疲れた。
この話を夫にした。
「今回、夫が駐車したから…」(助かったと続けたかった)
の時点で夫の顔がニヤリとした。
「え?俺の駐車がヘタってディスりたいの?」
と。これは怒ってる訳ではなく、夫も冗談で拗ねる感じ。
「そんな事思ってないよ!今回助かったって言いたいんだよ!自分が車の運転が下手だう思ってるからそんな歪んだ感じに捉えるんじゃないの?」
と言うと、受け取る側がそう思ったらそこでハラスメントになるという話しに。
会社で大変みたい。
「だってそんな事微塵も思っていなかったのに!」
「そこは発言する前に受け取る側がどう受け取るか考えてから発言しないとダメなんだよ。」
「じゃあ今回の話は、今から発言するけど、夫を全く卑下していないので安心して聞いてください。と言ってから話せば良かったのか?」
「まぁ、そうなるよね…」

めんどくせぇ世の中だな!!


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