「お客様とて許せぬ」と思った話。
基本的にこちらのnoteは仲良しの友人や本当にごく少数の大切なお客様達が読んでくださっているのを把握しておりますが、最初に書いた通り私の気持ちの発散の場にもさせてもろてるので、読まれた方全員に不快な思いをさせない配慮はできないかもしれないことはご了承いただきたいと思います。
私はそんなにジブリオタクというわけではなくて、大人になってから公開された映画は全く観てない位なのですが、千と千尋の神隠しは色んな意味で共感できるしずっと好きです。
今回は映画について語りたいのではなくて、シンプルにセリフ通り、お客様に対してそう思った、というお話です。
私がお客様を悪く言うことは滅多にない
前提ですが、私は陰口が嫌いです。
ましてや、私のサロンにわざわざお金を払っていらしていただいた方の悪口を言うなんて、スタッフさん達にもそれだけはしないでとお伝えしています(何か困ったことがあったらもちろん頼ってもらいますが、今言ってるのはそういうことではない)。
それなのに、たった今禁忌を侵そうとしています。
一応言い訳をしておくと、もう私の心の中でその方とは『えんがちょ』したから、私のお客様ではもうなくなっております笑。
お帰りの時の様子でも、なんとなくもう来られないだろうなと思ったし、お名前の記憶もぼんやりしています。
それでも嫌なことを言われたお顔と声だけは染み付いてしまっていて、ここ1ヶ月心の隅っこに黒くベッタリとこびりついていたので、私の心の清潔を保つために、ここらでちょっと拭き掃除をさせていただきたいなと。
私の怒りは活火山
自分でも何を言っているんだと思いますが笑、怒り感情の表出の仕方の話です。
人それぞれだと思いますが、私の場合は完全に火山型でした。
エネルギーを溜め込んで溜め込んで、限界に達した時にドーンッ!と噴火してました。
嫌な思いをしてもその場では解決しないで、いきなり爆ギレして夜中に長文を送り付けて着信拒否とかする、すごくすごく迷惑なメンヘラでした。
でも最後に大噴火をしたのが2018年で、そこでなんだか全ての怒りエネルギーを一旦出し尽くしたようで、その後あんまり人に対して怒ることは無くなりまして。
あと私もようやく大噴火するとたくさんの人に迷惑をかけることを学んだので、今回のことも含めてよっぽど“それって人としてどうなのかなー?”って思った時に、ちょっと人に話してみたり、こうやってネタにして読んでもらえたら良いなと思ってるんですが、結局思ったことをその場で本人には言わないという本質は変わりませんね。
同業者には実は厳しい人
今回、流石にそれはないんじゃない?ってモヤついたのは、ざっくり言うとその方が同業者の方だったからなんですよね。
普通のご職業の方や主婦の方だったら引っかかりも小さかったかもしれない。
中学生の時から家業のレストランで接客について父に怒鳴られながら指導され、家業以外もあらゆる接客業を体験してきた身としては、自分がサービスを受ける側の時も常に学びの姿勢でいるようにしているので、最初からその方があり得ない言動をされ続けていたのが余計に許せなかったのかもしれないなと(決定的な一言以外は割愛します)。
結局何があったのさ
やっぱり溜め込み型なので書きたかったことが最後になってしまってすみません笑
端的に言うと、私のてんかんの持病の話をしたら、
「あ、私のお客さんの娘さんがてんかんでお風呂で亡くなったんらしいんですよねー!恐いですねー!」
って言われまして。
私も流石に、ちょっとびっくりしちゃいまして。
そうなんですね‥とだけ言って黙ったら気まずそうにはされてましたが、謝るとか、取り繕うようなセリフはなかったです。
シンプルに無神経な人だなって思ったのと、目の前にいる私が今も四六時中いつ発作が起きるか恐怖を抱えながら生きているかもしれないことへの想像力の欠如と気遣いができない残念さはさておき、ご自身のお客様がそんな辛い体験をされたという話を、単に言いたかっただけ、という感じで話されたことに一番怒りを感じました。
ゴシップ好きの醜い心をお持ちの方にお身体を預けていらっしゃるお客様方が可哀想だなと思いました。
そんな醜い人は私の刀の切先が届く範疇どころか視界にも入れたくないですので、湯婆婆になりきって吹き飛ばして差し上げた次第です。
お目汚し大変失礼致しました。
はー、スッキリした。