逆
こんにちは!
まーがりんです🙋♀️
私は某学習塾でアルバイトをさせていただいています。
対象は年中~小学校6年生です。
早いものでここで働き初めてから1年3ヶ月が過ぎ、社員の皆さまからも少しは信頼をおいていただけるようにもなりました。
この学習塾の理念は、簡潔に言うと「成功体験を積ませることで、自己肯定感を高める」という感じで、とにかく褒めます。褒めまくります。笑笑
例えば、小学生はいつも作文を書くのですが、大人たちはそれを受け取った時に、内容に触れつつその子どもが一生懸命書いた作文を褒めます。
そうすることで、普通は嫌になるような「文章を書くこと」に対して、苦手意識を持たなくなる、ということです。
今回はその「作文」に関して起きた出来事を書こうと思います。
私がもつ子たちの中に、小4の男の子がいます。I君です。
この子は、とても純粋な子で、素直に自分の思ったことを自分の言葉で書く力があります。
そしてすこーーーしだけ、天然です笑笑
この日の作文は、「今まで読んだ本で心に残った本について」でした。
I君は小さい頃に読んだクリスマスのお話の本について書いてくれました。
「書けたよ!」
とI君。私が作文を読みます。
I君の作文はいつも量は少ないです。
ですが、うちでは書かなきゃいけない規定の量は無く、1行でも一生懸命書いたらそれでいい、というようになってます。
珍しく、今日のI君の作文の内容が伝わってきません。
ですが、文法等は間違っていなさそうなので、とりあえず話をしてみることにしました。
「この本って、どんな話なの?」
「サンタさんのお話で〜…………」
簡潔にあらすじを話してくれています。
「…………それでこの本を読んでね、いつもクリスマスに届くプレゼントは、お母さんからじゃなくて、サンタさんだったって初めて知ったんだ!!」
(…………え????逆??????)
そうです。内容が入ってこないのも頷けます。
だってよくある、「サンタさんは実は親だった」という話の「逆」のことが彼の中で起きたのですから。
そう、私は「子どもは後々、サンタさんは親だと知る」と思い込んでいたのです。
そして私は思いました。
(もし話を聞かずに自分本位で話していたら、「サンタさんは親である」とネタバレをしてしまっていたかもしれない……😱)
ある意味、九死に一生を得ました。笑笑
I君は「今年のクリスマスも楽しみ!」と満面の笑みで言っていました。
1年3ヶ月勤めて、こんなにヒヤヒヤしたのは初めてです。
子どもと接していると、やっぱり私たち大人とは違う常識・考え・感性を持っているなあと思うことは多いです。
今回もそのひとつです。
特に私の教えている年代は何でも吸収していく時期なので、自分の価値観や経験を押し付けないように気をつけながら指導していきたいなあと思いました。
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1番最初の投稿で、自己紹介もさせて頂いてます✨
まーがりん